SIerとは?職業のポジション、将来性までIT初心者にも分かりやすく解説します

SIerとして働いてみたいけど、将来性が不安とかあまり良い噂が聞こえてこないのはどうしてなの?」

「IT業界で働いてみたいけど、よく話題に出てくるSIerってどのようなことなの?」

と話題にのぼるけれど、あまり良い評判のないSIerという働き方。

SIerとはいったいどんなものでしょう。

「SIer」とは、システムができるまでの工程を全て引き受けてくれる企業のことをいいます。

システムが必要な企業であれば業種を問わず活躍できるため、IT業界でも歴史があり、長い間必要とされてきました。

それなのに、残念ながら最近では「SIer」の負の要素ばかりが注目されてきています。

この記事で現職のエンジニアの解説をご紹介しましょう。

  • 「SIer」の言葉の意味
  • 仕事内容の説明なぜ悪く言われてしまうかの説明
  • その将来性

SIer(エスアイアー)とは

SIer」とは、ITシステムの企画から設計、開発、運用、保守までの全てを請け負う企業のことを指します。

具体的にはこのような仕事です。

  • クライアントの業務にどのような問題があり、改善するにはどのようなシステムが必要なのかを聞き出す。
  • システムの企画から構築・運用までをトータルコーディネートする

◎企業側のメリット

自社でシステム部を立ち上げて一からシステムを作らなくて良い
エンジニアエンジニア

システムにあまり詳しくないクライアントでもSIerに発注して任せておくだけで良いので大助かりですね!

仕事の種類としては、規模の小さい個人店の流通システムから、規模の大きい銀行の金融システム、さらに官公庁の業務システムまで多種多様です。

規模の大きいシステムになると一社で全ての作業を行うことが難しくなります。

そのような場合は、複数の中小規模の企業が協力してシステム構築を行います。

大手のSIerはまとめ役としてマネジメントが中心となり、中小規模のSIerは開発やテストだけの部分的な仕事になる場合もあります。

SIer(エスアイアー)の読み方と言葉の意味

「SIer」の名称は、システムインテグレーション(System Integration)の頭文字2文字をとって、そこに英語の「~するもの」を意味する「er」をくっつけて「エスアイアー」と読みます。

「SIer」=「エスアイアー

システムインテグレーションとは、パソコンなどのハードウェア、ソフトウェア、ネットワークを組み合わせて、ITシステムを構築することを言います。

本来の英語であれば、システムインテグレーションを行う企業は、「システムインテグレーター(Systems Integrator)」と呼ぶのが正しいです。

和製英語であるSIer」は海外では意味が通用しません

また、人によってはSIerを「SI企業」や「SIベンダー」と呼んだり、時には「エスアイ」と略したりします。

もちろん全て同じ意味となりますが、IT業界に慣れていない方は分かりづらいですよね。

SIer(エスアイアー)の歴史

ここではどうやってSIerというものが成り立ったのか見ていきましょう。

SIerは30年以上の歴史があります。

◎その始まりとしては、1987年に通商産業省(現在の経済産業省)が創設した「システムインテグレーション認定制度」があげられます。
システムインテグレーション認定制度」とはシステムインテグレーションの実績がある企業を「情報サービス企業台帳」に登録・認定するというものです。

これにより、まだ業務のIT化が行われていない企業でも、ここに登録された企業に依頼することにより、安心してシステムを導入できるようにしました。

エンジニアエンジニア

これにより、「SI」と「SIer」は大きく認知されていきます。

その後、1990年代に入り日本はバブル崩壊により、大不況期になります。

大手企業でも赤字となる企業が多くなり、経営が厳しくなる中で、利益に直結しないシステム部に大きな予算の投資や人員の配置は難しくなっていきます。

企業は自社でエンジニアを大量に抱えるよりもコストのかからない、SIerを利用してIT化を進めていくことになります。

エンジニアエンジニア

政府もSIを専業とする一部企業に補助金等で支援を行ったんだ。

それによって多くのSIerが登場することに繋がったんだよ。

そのような状況でも、一部の大手企業では2000年頃まで自社でシステム構築から運用までを行っていました。

しかし、今度はITバブルの崩壊がやってきます。

各企業は、自社のシステム部門を既存のSIerに売却するなどを行いました。

その結果、社員数が一万人を超えるSIerの大手企業が誕生しました。

ちなみに海外のIT先進国では、各企業内に大きなシステム部があるのが基本で、自社でSIの仕事を行っています。

日本のように、システム構築から保守までを専門の外部企業に任せるというスタイルは一般的ではありません。
年表・できごと企業の動向SIerの動き
1987年「システムインテグレーション認定制度」が創設される業務のIT化が行われていない企業でも、ここに登録された企業に依頼することにより、安心してシステムを導入できるようになる。「SI」と「SIer」が広く認知される
1990年代バブル崩壊 大不況経営が厳しくなる中で、利益に直結しないシステム部に大きな予算の投資や人員の配置が難しくなるコストのかからない、SIerを利用してIT化を進めていくことになる
2000年初期 ITバブル崩壊各企業は、自社のシステム部門を既存のSIerに売却する社員数が一万人を超えるSIerの大手企業が誕生
2011年「システムインテグレーション認定制度」の廃止現在に至る現在に至る

SIer(エスアイアー)の仕事内容

SIerが担当する仕事は、システムの構築から運用までの全て

実際にシステムを運用するまでには、かなり多くの作業があります。

具体的には次のような工程です。

  • クライアント企業の業務内容の分析
  • 問題点の洗い出しや改善案の提案などのコンサルティング業務
  • 具体的なシステムの企画・設計
  • プログラムの開発
  • ハードウェアの選定
  • ソフトウェアの選定
  • システムの導入からサポート
  • 導入したシステムの運用管理・保守
エンジニアエンジニア

これらすべての工程を一社で行う大手のSIer企業もあれば、その中の工程の一部のみを請け負っているSIer企業もあるんですよ。

また、大手SIerでもプロジェクトの規模やスケジュールの進み具合によっては、他社へ仕事を依頼することもあります。

連携する企業としては、ハードウェアメーカー、プログラム開発会社、ネットワーク構築企業などがあります。

仕事の範囲とポジション

SIerの仕事の範囲は「SIerの規模」「プロジェクトの大きさ」によって大きく左右されます。

傾向としては下記のようになります。

◆大手SIer

  • 基本的にプロジェクトが大きいためマネジメントが中心。
  • 要件定義や設計などの上流工程が多い。
  • 給料は高め。

◆中小SIer

  • 大規模プロジェクトでは下請けになることが多い。
  • プログラム開発などの下流工程が多い。
  • 給料は低め。
プログラミング志望者プログラミング志望者

上流工程・下流工程って?

システム構築における上流工程・下流工程について簡単に補足しておきます。

◎上流工程

□クライアントから要件を聞いて、どのようなシステムが良いか検討・設計をするまでの工程

◎下流工程

□決定したシステムの設計書を元に、プログラミング作業やテストを行う工程

プログラミング作業をメインにして仕事を頑張りたい方が大手SIerに就職した場合、あまりプログラミング作業ができずに転職なんてこともありえます。

逆にコンサルティングやマネジメントを多くやりたいのに、プログラミング作業ばかりで嫌になる場合もありえます。

事前にどのような仕事があるのか確認することは、ミスマッチを防ぐには大切なことですね。
SIerはその成り立ちや経緯によって、大きく4つに分類されます。

その分類によっても主な仕事の範囲や内容が変わってきますので、それぞれ見ていきましょう。

メーカー系

メーカー系はコンピューターメーカーやハードウェアメーカーの企業のソフトウェア部門から独立してできたSIerです。

定期的に親会社からの仕事があり、親会社も大手であることから非常に安定しています。

メーカー系SIerは、親会社や関連会社の製品をメインで取り扱います。

メーカー系の代表的なSIerは下記の通りです。

  • NEC
  • 富士通
  • 日立
  • 日本IBM

ユーザー系

◎ユーザー系は自社システムを開発していた企業の情報システム部門が独立してできたSIerです。

親会社からの案件もありますが、それだけでなく他社の案件も多く請け負います。

大手のシステム部門から独立しているので、電力会社から証券会社、銀行などの金融機関までさまざまなジャンルが存在しています。

ユーザー系の代表的なSIerは下記の通りです。

  • NTTデータ
  • ソフトバンクテクノロジー
  • 野村総合研究所
  • 伊藤忠テクノソリューションズ

独立系

親会社が存在しない独自にSIerとしてできた会社です。
SIerの大多数がこの独立系に含まれます。

社員数が数千名を超える大規模な企業から、数十名から数百人ほどの中小企業と規模はさまざまです。

メーカー系のように製品に囚われず、自由に製品を選択して提案できます。

独立系の代表的なSIerは下記の通りです。

  • 大塚商会
  • 日本ユニシス
  • ITホールディングス
  • トランスコスモス

外資系

日本ではなく外国に本拠を置いているSIerです。

世界規模のコンサルタント会社やIT企業が中心になります。

外資系のコンサルタントは、システムの要件定義・企画などの上流工程と呼ばれる部分を中心に行います。

その後のシステム構築・運用・保守は別の会社に委託する場合もあります。

また、外資系IT企業は自社独自の業務用パッケージソフトを持っている企業が多く、それを導入してもらうためにSIerを行っている場合が多いです。

外資系の代表的なSIerは下記の通りです。

  • アクセンチュア
  • マイクロソフト
  • オラクル

SIer(エスアイアー)の将来性

SIerについて調べているとこんな発言している記事を見かけませんか?

プログラミング志望者プログラミング志望者

「SIerには将来性がない」

プログラミング学習者プログラミング学習者

「SIerは将来なくなる」

著名人である2ちゃんねるを設立したひろゆき氏もインタビュー内でそのような発言をしています。

本当にSIerには将来性はないのでしょうか?

理由なども含めて解説していきます。

SIerは無くなることはない

筆者の結論「SIerは無くなることはないが、将来的な市場規模は縮小される」

◎そう考えた一番の理由

インターネットが普及して、安価な料金で利用できるクラウドサービスが登場したから

クラウドサービスとは簡単に説明すると、インターネットが繋りさえすれば、どこでも同じ内容を利用できるサービスのことです。

エンジニアエンジニア

例えば、「Gmail」や「Yahoo!メール」が分かり易いでしょう。

パソコンでもスマホでも家でも会社でも同じ内容のメール機能がすぐに使えますよね?

現在では、さまざまな種類のサービスがあり、小売業向けや製造業向けの管理システム、会計システムや勤怠システムまで揃っています。

これだけのシステムが既に用意されているのであれば、SIerにわざわざシステムを注文をしなくても事足りてしまいます。
しかし、SIerの仕事が将来的に全く無くなるのかといえば、それは違います。

クラウドサービスは既にできあがっているシステムです。

そのため、独自の機能をカスタマイズするには向いていない場合もあります。

さらに、銀行・交通機関・行政などの複雑で大規模なシステムを全てクラウドサービスだけで管理するようになるのは不可能と考えるからです。

そういった場合は、今までと同じようにSIerにシステム構築を注文する必要がでてきますね。

SIerの市場規模は縮小される

SIerが無くなることは考えにくいです。

しかし、大規模なシステム以外はクラウドサービスに移行すると考えます。

そのため、SIerの市場規模は縮小されるのではと予測します。
SIerの業界構造も将来性がないと言われる理由の一つ

大規模なプロジェクトになると大手SIerだけでは手が足りないので、中小SIerに仕事の一部を任せ、さらに零細SIerへと協力を求めます。

そのような場合に起こること。

  • SIer企業の規模により担当する仕事が偏る

若手のSIer社員がそれを嫌ってこの業界を敬遠する動きがあります。

特に、中小SIerは下流工程を担当することが多いです。

そのため、決められた作業範囲だけの単調なプログラミングや技術が必要とされないテストが中心となることもあります。

このようなプロジェクトが続いた場合、エンジニアのスキルアップは望めず将来性も期待できません。
これは、下請けのSIerになればなるほど顕著になっていきます。

大手SIerでも同じことが起きます。

◆要件定義などの上流工程を担当する大手SIerの問題点

◎顧客とのやりとり以外は資料作成に時間が取られることが多い

  • 実務で使えるプログラミングなどのITスキルを身につけることが難しい

そして、下請け中小SIerとはまた違った意味で将来性に不安を感じる社員が出てきてしまうのです。

その結果、若手のSIer社員がこの業界を離れる。

  • 将来的に人材不足で業界全体が成り立たない可能性が出てきています。
こちらの問題に関しては、各企業が人材育成に力を入れ、スキルアップが望める環境を用意しなくてはなりません。

SIer(エスアイアー)はIT業界でも需要が高い

SIerのビジネス領域は幅が広く、ほぼすべての領域のシステムを手掛けることができます。

流通・小売り・銀行・官公庁・建設・自動車・不動産・マスコミ等々、さまざまな業種がクライアント対象になります。

そして、IT業界ももちろんその中に含まれます。

例えば、有名なIT企業である「Amazon」のショッピングサイトは、SIerに作らせたネットワークのインフラを使用しているのです。

他には楽天などの企業もそうですね。

つまり、システムを全て構築してくれる「便利屋」であるSIerは、IT業界の中でも需要が高いのです。

ちなみにIT業界って他にはどのような業界があるのでしょうか?

参考までに解説しておきます。

IT業界は大きく分けて5つの業界に分かれます。

インターネット・Web業界

インターネットを活用してさまざまなサービスを提供する業界です。

企業向けにサービスを提供する企業と、個人向けにサービスを提供する企業で大きく分かれています。

主なサービスとしては、WEBサイト制作、インターネット広告、検索エンジン、SNS、クラウドサービス等があります。

◎誰でも知っている世界的に有名な企業も多く、次々と新しいサービスが生まれてくる注目度の高い業界です。

Web業界の代表的な企業は下記です。

  • Google
  • Amazon
  • Yahoo
  • Facebook

通信業界

電話回線、インターネット回線、光ファイバー、無線などの通信インフラを提供する業界です。

通信業界は次のように分けられます。

  • インターネット回線や光ファイバーを取り扱う企業
  • 固定電話回線を取り扱う企業
  • スマートフォンなどの移動体通信を取り扱う企業
通信業界が無ければ現代社会は成り立たたないと言っても過言ではないぐらい重要な業界になります。

通信業界の代表的な企業は下記です。

  • NTTドコモ
  • ソフトバンクモバイル
  • KDDI

ソフトウェア業界

パソコンやスマートフォンなどのオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションを開発する業界です。

主なOSとしては、Windows、macOS、Linux、iOS、Androidがあります。

ソフトウエア業界は次のように分けられます。

  • 企業向けにソフトウェアを開発する企業
  • 個人向けに量販店などで購入可能なパッケージソフトウェアを開発する企業

ソフトウェア業界の代表的な企業は下記です。

  • マイクロソフト
  • オラクル
  • トレンドマイクロ

ハードウェア業界

パソコン、スマートフォン、ゲーム機、家電などの本体や周辺機器などを開発・販売する業界です。

ハードウェアが無ければ、ソフトウェアやWEBがあっても意味がありません。

IT業界では欠かすことのできない存在です。

新製品の開発には最先端のIT技術が必要で、ハードウェアのエンジニアは高度な職種となります。

ハードウェア業界の代表的な企業は下記です。

  • Apple
  • DELL
  • NEC
  • 富士通

情報処理サービス業界

クライアント企業が利用する情報システムの企画・設計・開発・運用を行います。

システムの構築だけが業務内容ではありません。

クライアント企業に対してITを活用した業務効率化を提案するなどのコンサルティングを行うこともあります。

SIerはこの情報サービス業界に分類されます。

情報処理サービス業界の代表的な企業は既に紹介していますので、ここでは省略します。

キャリア戦略を取っておくことの重要さ

SIerの将来性:
無くなることはないけど、市場規模が縮小されてしまう

キャリア戦略をよく考えておかなければならない

プログラミング学習者プログラミング学習者

もし中小SIerだと最悪会社がなくなってしまうこともありえますね。

現在SIerの社員であったり、今後SIerで働きたいのであれば、できるだけ大手のSIerを目指すことをオススメします。

SIerで働いた経験を活かしてWEB業界などの違う分野にチャレンジするのも良いかもしれません。
◎大切なのは「その企業で働いている間にどのようなスキルを身につけるか」ということです。
エンジニアエンジニア

こスキルを身につけることにより、仕事の幅も広がり、さまざまな可能性が生まれてきます。

そこで、SIerとして働くとどのようなスキルが身につくのか、その一部を紹介します。

コミュニケーション能力

システム開発を行う上で、クライアントの課題や要望から、どのようなシステムを作るかという「要件定義」が一番重要です。

クライアントとしっかりヒアリングし、提案することのできる、コミュニケーション能力は必須となります。

このスキルが無ければ、こんな困ったことが起きる可能性が!

◎プロジェクトが間違った方向に向かってしまう恐れがあります。
◎システム開発にたどり着くこともできなくなります。

大手SIerであれば、クライアントと接する機会が多いためコミュニケーション能力を身につけることができます。

どの職業においても、仕事を円滑に進めるためには必要不可欠なスキルであるため、役に立つことは間違いなしです。

マネジメント能力

システム開発は基本的にチームを組んで多人数で行います。

プロジェクトが大きくなる場合は、外部からエンジニアを呼んで一緒に仕事をすることも。

自分のことだけを考えるのではなく、チームをマネジメントする能力が必要です。

例えば

チームメンバーの役割分担を行う。

進捗状況を把握する。

チーム全体で作業が滞りなく進むよう調整する力が必要となる。
エンジニアエンジニア

大手SIerや中小SIerでも経験豊富なエンジニアは、このマネジメントの部分を任される場合が多いので、スキルとして身につきます。

非常に重宝されるので、キャリアパスを考える上では重要なスキルです。

プログラミング能力

プログラミング能力はシステムを作成する工程において必須のスキルです。

ただ、どのくらいプログラミングができるようになるかは、各SIerにより異なります。

SIerの業界構造上、大手SIerよりも中小SIerの方がプログラミングを業務として扱うことが多いです。

プログラマー志望者プログラマー志望者

このスキルは中小SIerの方が高くなる傾向にあります。

プログラミング技術が上達すれば、IT業界での幅が広がりますので、身につけておきたいスキルですね。

視野の広さ

SIerはITシステムの企画から設計、開発、運用、保守まで全てを請け負うのが仕事になります。

それだけの仕事を行うには、プロジェクトの一部だけを見るのではなく、プロジェクトの全体像を捉えていなくてはいけません。

SIerの仕事を多くこなしていくことで、このスキルも自然と身につくようになります。

◎SIerはITを活用している企業であれば全てがビジネスの対象となるため、さまざまな業種の知識を得ることもできます。

視野の広さも広がり、将来に役立てることができるようになります。

今のところ仕事がなくなることはない

SIerの仕事は、クラウドサービスの登場とそのサービスの幅が広がってきていることにより、シェアを奪われつつあります。

しかし、クラウドサービスでは対応できない企業もあります。

  • 大規模なシステム
  • クラウドサービスだけではシステムが成り立たない企業
トータルでシステムを構築・導入してくれるSIerが必要です。
SIerの仕事が完全になくなるということは考えにくい

ただし、今後は従来のように一からシステムを開発するのではなく、既存のクラウドサービスを活用したシステムの開発が多くなってきます。

エンジニアエンジニア

そうすると次のような状況になるかもしれません。

①価格競争

クライアントはクラウドサービスを活用したシステム開発がメインです。

そのため、どこのSIerに頼んでも同じようなシステムになると考えます。

エンジニアエンジニア

そうなると今まで取引していたSIerでなくても良いという結果になることもありますね。

結果的に競合先が増えて価格競争が起きるようになります。

②要望の増加

クライアントは当初予定していたシステムの開発費用が抑えられるようになります。

予算の範囲内で追加の要望をどんどん盛り込んできます。

③SIerの負担も増加

要望に増加につき、SIerで働いているエンジニアの仕事は煩雑になります。

しかし、企業の利益が増えている訳ではないため、給料等への還元はありません。

④SIerからの離職

忙しくなっただけで何の還元もなければ、エンジニア達はSIerから離れていってしまいます。
このように考えると、SIerを取り巻く環境はあまり良くない方向に向かっているのかもしれませんね。

まとめ

SIerの仕事はシステムを構築・導入することで、システムの企画から設計、開発、運用、保守までのすべてを一括で請け負うことです。

将来性を考えると仕事はなくならないにしても、決して明るいものではありません。

それでもSIerとして働きたいのであれば、大手のSIerで働くことをオススメします。
大手SIerで働くことにより、「コミュニケーション能力」や「マネジメント能力」などの魅力的なスキルを身につけることができるからです。

しかし、大手SIerでは「プログラミング能力」はあまり使用しないため、伸ばすことが難しいスキルになります。

プログラミング能力が高ければ、「作業の工数計算」や「技術的にシステムが対応できるか」などが分かるため、SIerとしても役に立ちます。
SIerからのキャリアアップを考えているのであれば、必要なスキルなのは間違いないです!
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