「でも全くの未経験ですが、プログラマーになれるでしょうか」
「プログラマーになるために何をしたらいいのだろう」
道が見えずお困りのあなた。
その為にやらなければいけない事は次の三つです。
- プログラマーの仕事を知る事
- 自分の強み弱みを知ること
- それに合わせた準備をすること
ここではその具体的な方法をお教えいたします。
- プログラマーになる前に知っておいて欲しいこと
- プログラマーになるための具体的な方法
- プログラマーへの入口、選考の準備の具体的な方法
これらについてご紹介しています!
プログラマー(PG)になるために知っておきたいこと
プログラマーとして必要な力やプログラマーになる前に考えておいて欲しいことを簡単にご紹介しましょう。
必要な力、と言っても「これがないと絶対になれない!!」など重く受け止めなくても大丈夫!
プログラマーになった後についていく力もあります。
また、実際にやっていく上で開花する場合もあります。
考えておいて欲しいこと、については、ご自身の状況・希望に合わせて考えてみてください。
こんなはずじゃなかった…
(参考記事:プログラマー(PG)の仕事内容とは?やりがい、必要なスキル、能力を解説)
実践が何よりですが、まずはプログラマーを目指すうえでの心構えとして読んでみてくださいね。
細かい作業も根気強く行う責任感が必要
プログラマーは細心の注意が必要な仕事です。
プログラムは1文字でもミスがあると動きません。
ユーザーの動きを想定し、ありとあらゆる行動パターンを洗いざらい拾って、それに対応する動きを考えなければいけません。
個人情報やお金を扱うシステムに不具合があった場合は、取り返しのつかないことになったら大変です。
自分で考える力、スキルアップする向上心が必要
好奇心と興味をもって新しい技術と接することが大事です。
IT業界では目まぐるしく技術が変化していきます。
どのようにプログラミング言語を使ってシステムを組み立てるか、という点でも自分で考える力が重要となっていきます。
このシステムに新しい技術を取り込んだらどうか。
そもそもこのシステムより別の技術の方がもっと効率を上げられるのではないか。
言われたことをそのまま行うだけではよいプログラマーとは言えません。
常日頃、IT系のニュースをインターネットで読んだり、趣味のように家でプログラミングをしたり、好きで行っていることが大きな力になります。
顧客、SEと円滑に業務を進めるコミュニケーション力が必要
説明する相手の人にプログラミングの知識が無い場合でも、うまく説明できるようなコミュニケーション能力が必要です。
こんなシステムが欲しい!作って!と顧客・SE(システムエンジニア・設計を請け負う)と言われたけど・・実現が難しい・・。
実現できる事、できない事を踏まえて、作るシステムの相談・提案を行わなければいけません。
顧客とのコミュニケーションはSEが担当ではないでしょうか?
また、自分がどれくらい今進められているか、納期などについても細かく相談・報告できると良いでしょう。
プログラマーの仕事はチーム戦となる事が多く、互いに助けたり助けられたりすることがあります。
プログラマーの先のキャリアも考えて会社選びを
未経験としてプログラマーを始めた後、どうするかその後のビジョンはありますか?
- そのままプログラマーとしてやっていき、エキスパートプログラマーになる人。
- SE(システムエンジニア)になる人。
さまざまな人がいます。
会社がSEとプログラマーの区別をはっきりとつけず、いつのまにかSEになっていた、という人もいます。
また、設計も担当したいのにずっとプログラマーの仕事ばかり任されたり…なんて事もあります。
(参考資料:システムエンジニアとプログラマーの違いを詳しく解説します)
どんな言語で開発をしているか、その言語の特徴なども事前に調べておけると良いでしょう。
(参考資料:プログラマー(PG)の仕事内容とは?やりがい、必要なスキル、能力を解説)
そのほかにも会社を選ぶ上で見極めることがあります。
- 資格を取るなど、キャリアアップ後の給料額
- 福利厚生
- キャリアアップしたらそれに合わせて社員へリターンしてくれる会社かどうか
転職サイトや会社のホームページで、実際の社員のモデルケースが載っていることがあります。
3年先、5年先、10年先の自分を想像しておきましょう。
もし、会社での働き方が合わなければ派遣・フリーランスといった働き方も考えてみましょう。
※但し、経験を積んでからの方がリスクは低くなります。
変化を恐れず行動に移しましょう。
(参考資料:プログラマーの給料、年収はどのくらい?未経験の年収、年収を上げる方法を解説)
未経験者採用に応募する場合、20代~30代前半のうちに行動
未経験者歓迎、としている求人は多いです。
下記の表は2019年度政府統計調査より出した、経験者0年の年齢別労働者数の割合です。
プログラマー | % |
~19歳 | 1.6 |
20~24歳 | 72.8 |
25~29歳 | 16.7 |
30~34歳 | 2.0 |
35~39歳 | 2.5 |
40~44歳 | 2.6 |
45~49歳 | 0.4 |
50~54歳 | 1.2 |
55~59歳 | 0.2 |
60~64歳 | 0.0 |
65~69歳 | 0.0 |
70歳~ | 0.0 |
あくまで2019年度の会社に勤めている方の結果です。
30歳以降からは労働者数が減っているのがお分かりになりますか?
なるべく早めに行動することが重要です。
- 第二新卒で、もし転職を考えている場合はすぐに動いた方が良いでしょう。
- 35歳以上の方は、スクールなどでプログラミングスキルを身に着け実績をつけてから転職しましょう。
会社に未経験として入る、という意味では年齢が重視されてしまう場合もあります。
プログラマー(PG)になるための入り口5つ
会社でプログラマーとして働く入り口5つをご紹介致します。
一つの方法に限らず色々な方法で目指してみて下さい。
下記はあくまで会社で働く場合としてご紹介しています。
もちろん未経験でもフリーランスとして働くことは不可能ではありません。
※しかし、実務経験があった場合の方がフリーランスとして仕事も取りやすいです。
プログラマーへの夢を諦めず目指してみましょう!
新卒でPGになる
一番難易度の低い方法です。
新卒未経験の場合、やる気や人間性が大きく評価される傾向があります。
企業説明会などで説明を受け、新卒採用試験を受ける方法から、アルバイトやインターンののち正社員に採用される、といった方法もあります。
もちろん文系の大学を出ていても、プログラミング経験が全くなくても大丈夫です。
入社後は企業によって対応はさまざまです。
例えば、
- 会社の先輩にプログラミングを教えてもらいながら業務を行う
- まとまった期間を設けてプログラミング研修を行う
その際につまずかないために、勉強する言語の基礎的なことを予習しておいたりすると良いでしょう。
Scratchなどの視覚的にプログラミングが組める言語でゲームを作ってみても良いですね。
他の業種を受ける際にもそうですが、受ける会社の事業内容をしっかりと把握し、どうしてその会社を受けたのか、情熱をアピールしましょう。
(参考記事:プログラマー(PG)の仕事内容とは?やりがい、必要なスキル、能力を解説)
第二新卒枠でPGになる
未経験かつ第二新卒歓迎!という企業は多くありますので、そのような求人を探して応募しましょう。
基本は新卒と同じように、プログラミングに対するやる気や、人間性を見られる部分が大きいので、その部分をアピールできると良いですね。
(参考記事:プログラマーに資格や試験は必要?役立つおすすめ資格8つと勉強法を解説します)
転職したい!でも踏ん切りがつかない…という人も多いでしょう。
プログラミングって自分にもできるか不安です。
その場合には。スクールの無料体験や、プログラミングの無料学習ツールを使って、週末に体験してみるのもオススメです。
中途採用枠でPGになる
中途採用でも、未経験歓迎の求人は多くあります。
※転職サイトにて、プログラマー求人12,317件中業種未経験の求人は215件
ただし、ちょっとでもよいのでIT関連の資格やプログラミングに触れておくのが無難です。
未経験歓迎と言っても、実務経験が無い場合の未経験を指し、会社としてはプログラミングの経験はあって欲しい…という本音を持っている場合もあります。
とはいえ、前職で身に着けた能力をプログラマーにも生かせるような上手なアピールができたり、人柄を売り込むことができたりすれば、特別難しいということもありません。
それ以上の年齢だとどうしても経験を見られてしまうので、その場合はプログラミングスクールに通うのがオススメです。
プログラミングスクールだと、独自の就職サポートをしてくれるところもあります。
アルバイトでPGになる
求人数に地域差がありますが、アルバイトとしてプログラマーを募集している会社があります。
確実ではありませんが、タイミングや相談によっては経験を積んだ後に正社員として登用してくれる可能性も無いわけではありません。
その経験を活かすことで道が拓けます。
例えば・・
- 正社員として別の会社に応募するときのアピールとする
- 経験を生かしてフリーランスとなる
空いている時間を活用したい方や、経験を積みたい方にはもってこいのアルバイトです。
独学よりも実践的な経験が積めること、正社員よりも採用のハードルが低いことから、まずはアルバイトから始めてみるのも良いでしょう。
プログラミングスクールの紹介でPGになる
転職保障してくれているスクールもありますので、確実性があります。
どうしても転職活動が上手くいかない
入社できても未経験から入ってちゃんとプログラミングができるか不安
という方にもっともオススメの方法です。
カウンセリングの環境が整っているところもあり、面接時のコツや不安な事、キャリアパスなどについても相談することができます。
スクールについての下調べ、直接質問などを行い、ご自分に合ったスクールを探してみてください。
例として、プログラミングジャパンでは
- 企業の求めるスキルを身に着ける、ということに力を入れています。
- コースによってはしっかり転職サポート・案件紹介・企業での研修まで行っております。
- 現役のエンジニアが講師を行っています。
- 現役のエンジニアに転職時のコツや働き方についての相談できます。
- 転職に限らず、フリーランスになる為の仕事の取り方についてもお教えしています。
スクールに通う時、自分に合っていない間違ったスクールを選ばないように気をつけなければいけません。
プログラミングジャパンでは無料の体験も用意しておりますので、そういったものも活用してみてくださいね。
選考に通過するために準備しておきたいこと
選考では主に書類審査・筆記試験・面接 この3つの段階が踏まれます。
- 相手を知る、というのは応募した会社や業界を知ることです。
入念や企業研究や業界研究をすることで応募企業やIT業界について知る事ができます。
- 自分を知るということは自分を客観的に見つめることです。
客観的に見つめることで動機、強み、弱みを知るができます。
- 知り得た情報を言語化し、相手に合わせた上で伝えます。
具体的な行動をご紹介いたしましょう。
プログラマーの仕事をきちんと理解しておく
ぼんやりとではなく、具体的にどんな仕事をするのかしっかり把握しておきましょう。
できることなら、どんなアプリケーションを作るのか自分で設計し、プログラミング、テストまで実際にできれば最高です。
時間が無い人などは次の記事にて具体的にプログラマーのお仕事について説明しておりますので、是非読んでみてください。
(参考記事:プログラマー(PG)の仕事内容とは?やりがい、必要なスキル、能力を解説)
読んでみて、実際に自分が仕事をしている場面を想像してみましょう。
例えば
- どんなアプリ・システムを作りたいか
- 設計やテストも行いたいか
- 大勢で仕事をしたいか
- 少人数で仕事をしたいか
- どんな言語を扱うか
など
会社選びの参考にしたり、面接時の質問に生かしたりしてください。
この「やりたいこと」を具体的に想像することは、就職・転職時のモチベーションアップや、仕事時のやる気につながります。
初心を忘れないようにしましょう。
プログラミングについて学習しておく
まずは簡単なものからでも良いのでプログラミングについて学習しておきましょう。
一番とっつきやすいのは、Scratchという視覚的にシステムが組めるプログラミング言語です。
プログラミングが大体こういうものなんだな~、と慣れてきたころに、実際に仕事の案件などでよく使われている言語を勉強してみましょう。
- 「学びやすさ」「応用しやすさ」といった意味でオススメなのはPythonです。
- AI技術でも必須の言語と言われています。
今をときめくトレンドの言語であり、とっつきやすさという意味でも人気の言語です。
例を挙げさせていただきましたが、自分がどういったシステムを作りたいかに合わせて学ぶ言語を選択しましょう。
パソコンで動くものか、スマートフォンで動くものか、などでも習得すべき言語は違いますよ
また、プラスアルファとして学習しておくと良いこととして、以下2点があります。
IT業界では日常的に専門用語が使われます。
戸惑わないように、IT系の資格(ITパスポートや基本情報技術者など)の参考書などを読んでおくのも良いでしょう。
コンピュータをあまり触れたことが無い人は、会社に入る前にショートカットキーも覚えておくと良いでしょう。
例えば、文字をコピーするとき、選択してから右クリックでメニューから選ぶ、という方法があります。
右クリック以外でもコントロールキーと「C」のキーを押すだけでコピーができます。
これがショートカットキーです。
プログラミングをするときはコピー、貼り付けもよく行います。
キャリアパス(目標)について具体的に考えておく
プログラマーになった後、ずっと業務内容が変わらない、という事はあまりありません。
- お客様との打ち合わせをし、設計をするSE(システムエンジニア)
- 専門的なシステムを作るエキスパートプログラマー
- またはIT分野の中で別の仕事を担当する
会社や適性によって仕事が変化します。
自分の将来やりたいことをなんとなくで良いのでイメージできると、面接時にどういったキャリアパスを歩むのか質問しやすいですね。
中には、プログラマーで入ったのにいつのまにか設計の業務まで請け負っていたり、設計やテスト・運用保守がやりたいのにプログラミングばかりだったり、といったこともあります。
プログラマーのキャリアパスについて、次の記事にて触れていますので是非参考にしてみてください。
(参考記事:プログラマー(PG)の仕事内容とは?やりがい、必要なスキル、能力を解説)
システムエンジニアについては、次の記事にて詳細がありますのでこちらも是非読んでみてください。
(参考記事:SE(システムエンジニア)とは?概要、仕事内容を解説)
資格を取得する
資格取得は必須ではありません。
入社後の話になりますが、資格手当のある会社ではお給料アップになりますので、決して損にはなりません。
コチラの記事にて、プログラマーが取得したい資格をご紹介していますので、是非参考にしてみてください。
(参考記事:プログラマーに資格や試験は必要?役立つおすすめ資格8つと勉強法を解説します)
面接を想定した練習をしておく
聞かれるであろう質問に答えを用意し、実際に声に出して練習してみましょう。
IT職種では技術力や筆記試験が重視されるのではないかと疑問に思うでしょう。
そのため、面接時こそ決戦の場となります。
面接では、次の点に気を付けて話してみましょう。
- 論理的でわかりやすく、聞き取りやすい説明をしているか
- 事前に業界研究、会社研究をしているかを見られていることを意識する
- なぜこの会社を選んだのかをしっかりアピールして伝える
また、回答のところどころに
- 今まで自分がITの勉強をしてみて感じたこと、
- 今までの人生経験
など、あなたがどんな人間であるか、といったことも面接官の人に伝えられるエピソードが入れられると良いでしょう。
以下、プログラマーの面接で聞かれやすい想定質問と回答例をご用意しました。
Q.あなたが今注目している身に着けたい技術は何か
例:AI、ディープラーニングに興味があるので、プログラミング言語はPythonを習得したいです。
今後、これらの技術がどのように社会に普及されていくかということに関心があり、どんなシステムが作れるか、可能性を模索しています。
Q.5年後、10年後はどうなりたいか
例:開発チームとして現場に携わりつつ、チームを引っ張っていけるようなリーダーになりたいです。
幅広い業務をこなし、新しい分野に積極的にチャレンジしていきたいと思っています。
Q.IT技術について、どのような勉強をしているか
例:現在、プログラミングについて理解するため、Scratchでゲームを作っています。
また、業界全体の知識をつけられるよう、ITパスポートの取得を目指しています。
IT系のニュースも常にチェックするようにしています。
Q.この会社であなたがしたいことは何か
例:幅広く開発に携わっていきたいと思っていますが、その中でも特にスマホゲームの開発に携わりたいと考えています。
御社では幅広くスマートフォンアプリを開発しており、グローバルで風通しの良い企業であることからとても魅力を感じ、ここで自分のやりたいことができると感じました。
※上の想定質問にて、会社の業務・展望に合わせた回答を、とあります。
これは自分の希望に合った会社を選んで採用に応募することで、自然と無理のない本心からの回答ができるでしょう。
例え自分の展望とは合わないようなところがあったとしても、その会社に応募しようと思ったのは、魅力を感じたからではないでしょうか?
ハローワークなど、面接の模擬練習を行ってくれるところがありますので活用し、練習してみましょう。
また、こちらからする質問内容もいくつか用意しておきましょう。
- 1日、1週間のワークスタイルを教えて頂けますか。
- 出社時間・退社時間、作業内容なども具体的に教えてください。
- 評価制度はどのような形をとっていますか
- 1年に何回評価されるかなども合わせて教えて頂きたいです。
知りたいことをまとめておきましょう。
プログラマー(PG)未経験の求人例
実際に求人を探してみましょう!
また、仮に入りたい会社にご縁が無くとも、それはあくまであなたと展望・方向性が違っていただけの事です。
求人例については、こちらの記事で詳しく説明しています。
(参考記事:プログラマーの給料、年収はどのくらい?未経験の年収、年収を上げる方法を解説)
まとめ
あなたのプログラマーになりたい!という夢に対しての道が、具体的に思い描けましたか?
未経験からプログラマーになることは大変なことです。
プログラミングジャパンでは、諦めそうなときでもしっかりとサポートさせて頂き、あなたの夢を応援しています。
無料体験もありますので、是非、気軽に体験してみてくださいね。
プログラミングを始めようか迷っていませんか?
プログラミングを始めてみようと思っても学習で挫折しないか
職業として生計を立てていけるか不安ですよね。
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