プログラミングが向いていない人の特徴と辞めたい方へのアドバイス

本記事では

・プログラミングが向いていない人の特徴
・プログラミングの向き不向きを判断する方法

・プログラミングの仕事をやめたいと思ったときの対処法

などを紹介していきます。

プログラミングが向いていない」といってもこれは「プログラミングを諦めろ」というわけではありません。

プログラミングが向いていないと思う人は一度「プログラミングを行わないIT系の仕事に就く」のもひとつの手です。

そうすることによって「プログラミングをせずともIT系の知識を習得する」ことができます。

その経験を積んだ上でプログラミングの仕事に復帰することも可能です。

この記事を読んでいる人は

プログラミング学習者プログラミング学習者

自分はプログラミングに向いていない

プログラミング学習者プログラミング学習者

プログラミングの仕事を辞めたい

などと思っているかもしれません。

その時は一度この記事で紹介するようなキャリアパスを考えてみてください。

※※コーディングはもういいけど、プログラミングの仕事はしていたい!という方にオススメの仕事は、プログラミングスクールの教育事業です。

プログラミングスクール事業に興味ある方は、こちらをご覧ください。

プログラミングが向いていない人の5つの特徴


プログラミングに向いていない人の5つの特徴として

・コミュニケーションが苦手な人
・論理的思考が苦手な人
・最新の業界事情に疎い人
・勉強が嫌いな人
・疑問を抱かない人

があります。

以下のポイントを読んで、3つ以上当てはまる場合は「プログラミングに向いていない」といえます。

プログラミングが向いていない人の特徴その1:コミュニケーションが苦手な人

真っ先に浮かぶのがコミュニケーションが苦手な人です。

プログラマというと、「黙々とPCに向かってプログラムを打ち込んでいる」というイメージが世間にはあります。

ですが、実際はそんなことはなく、黙ってPC作業に打ち込んでいる時間は全体の30%もありません

プログラミング途中に「仕様に関する質問」や、トラブルが発生した時に「同僚にお願いをする」など他者とのやり取りが必要な時が圧倒的に多いのです。

プログラミングは基本チーム作業で行なうのでコミュニケーションが必須なのです。

ですので「コミュニケーションが苦手な人」は苦しい思いをします。

プログラミングが向いていない人の特徴その2:論理的思考が苦手な人

次に論理的思考が苦手な人を挙げます。

論理的思考が苦手な人は「細かい計算処理」や「画面の表示を制御するプログラムが上手に描けない」という傾向があります。

すると「細かい条件でプログラムが動作しない」ということがあったり、下手すると「システムが停止するレベルの不具合」を出します。

また「不具合対応」や「仕様変更の対応」をするときに、論理的思考が苦手な人が書いたプログラムが読みにくいということがあります。

「二重表現しているようなプログラム」や「意味のない繰り返し処理や分岐処理」が散財し、メンテナンス性の低下に繋がります。

プログラムを綺麗に書けるようになるためには、「プログラムを読めるようになる力」も必要です。

しかし、論理的思考が苦手な人はプログラムも見直したりコピーしたとしても「正しく理解出来ずにコピーする」ため、プログラマには不向きの傾向があります。

プログラミングが向いていない人の特徴その3:最新の業界事情に疎い人

最新の業界事情に疎い人もプログラミングには向いていない人の特徴です。

プログラマの仕事はプログラミングするだけではありません。

常に業界の動向に対してアンテナを張っている必要があります。

最新情報をある程度は把握しておかないと会社や顧客のニーズに応えることが出来ずに、仕事を取ることが出来なくなるからです。

仕事を得られないプログラマは必然的に「市場価値が低くなってしまう」ので、最新の業界事情に疎い人はプログラマには向いていません。

補足をするとプログラミングの世界はかなり早いスピードで動いていて、1年で情勢がかなり変わります。

主流の言語であったり、もっと大きな世界でいえばビジネスの仕方も変わってきます。

・ずっとNo1の案件数だったJavaがNo1ではなくなった
・金融系の案件の売上・利益がNo1ではなくなった
・ゲームがSNSゲームから据え置き気にシフトした、もっと言うならVRが開発の最前線になった

これらプログラミング業界として大きな3つの流れが2018年から2019年の間に起こっています。

プログラミングが向いていない人の特徴その4:勉強が嫌いな人

勉強が嫌いな人100%プログラミングには向いていません

プログラマとして自立して仕事をこなせるようになるには、「それまでの学習の数倍の学習量」を必要とします。

勉強が嫌いな人は仮にプログラマになれたとして大成することはまず有り得ません。

よく「プログラマになること」をゴールにしている人がいますが、プログラマになることはゴールではありません。

むしろようやくプログラマとしてのスタートラインに立てたということです。

プログラミングが向いていない人の特徴その5:疑問を抱かない人

プログラミングに向いていない人として疑問を抱かない人というのも挙げられます。

プログラマになると、「解った」という回数より「解らない」という回数のほうが多くなります。

「何が解らないのか解らない。だからもっと混乱する」という負のスパイラルに陥ることも少なくありません。

疑問を抱かない人は良くいえば素直な人です。

しかし、悪く言うと物事を多角的に見ることができない人ということになります。

例えばネットで情報を見つけたとき、それを鵜呑みにしていないでしょうか。

風潮に流されたりしていないでしょうか。

「悪い」と否定しているのではありません。

「なぜ?」という分析をする習慣をつけてください。

・なぜネット上でこの情報が正確だといわれているのか
・なぜ現在の流行がこれなのか
・それを裏付けるものはなにか

といった視点が必要です。

「なぜ?」や「こういう考えはどうだろう」という多角的に物事を見れない人は挫折する傾向にあります。

プログラミングの向き不向き適正を判断するための適正テスト


ここからはプログラマの適性を判断するために「簡単な問題」を出します。

「理論的に考える」「最適な道を考える」というのは全ての仕事で発生しますが、なかでも特にプログラミングの仕事をしていると毎日何度でも発生します。

ここからのテストはそういった「判断力」や「論理的思考力」を試すテストです。

適性テスト1:あなたならどうする?

あなたは「プログラムの動作確認」を任されました。

その結果テスト仕様書(チェックリスト)にあった不具合に加えて、「全く関係ない簡単な不具合」を1件見つけました。

リーダーからは「テストで見つけて直せそうな不具合は直しておいて」と言われました。

その時あなたはどうしますか。

1)簡単な不具合なので、直してアプリに反映する
2)渡されたテスト仕様書とは関係ないので放置しておく
3)簡単な不具合なので、直してリーダーに確認してもらう
4)不具合の個所を特定し、影響範囲をリーダーに報告して指示を仰ぐ(直しはしない)

これで貴方がプログラムや「プロジェクトメンバーとして正しい判断ができるか」が診れます。

以下がそれぞれの答えに対する回答です。

1)『0点』

関係ない範囲のプログラムを直すのは「絶対にダメ」です。
ましてやそれをアプリに反映する行為はプログラミングの現場では犯罪行為に等しいレベルです。

2)『20点』

1を選ぶなら「まだこちらのほうがマシ」という程度です。
まず「それが不具合である」と誰が判断したかになります。
自分の中では不具合かもしれませんが、システムとしては仕様通りかもしれません。
仕様が間違っている可能性も大いにして有り得ます。
それならそこの担当がテストするまで何もしないほうがマシです。

3)『50点』

この選択は決して間違っているわけではありません。
問題点としては、リーダーの確認を得るということはいいことですが、事後になってしまっています。
この問題点は「関係ないところの不具合」なので、もしかしたら誰かがそのプログラムをいじっている可能性があるということです。
自分の修正を入れたがために、その人のプログラムが動かなくなることだってあります。

4)『80点~』

この選択が最も適切になります。
プログラミングの現場だとこういった予期せぬトラブルというのは毎日発生します。
この時に掛かる時間、修正による影響範囲、修正しないことによる影響範囲を論理的に誤解なくリーダーに説明するだけのスキルが必要になります。

適正テスト2:フィボナッチ数列

フィボナッチ数列は知っていれば簡単に解くことはできます。

知らなくても「論理的思考」を行えば解くことは簡単です。

以下の「〇」に入る数字を考えてみてください。

0,1,1,2,3,5,8,〇,21,34

答えが分かりましたか?

 

答えは『13』です。

これは「前の二つの和が次の数字になる」という法則で並んだ数列です。

この答えを導き出すように「物事の規則性」を見つけたり、「規則に沿って論理的に物事を判断する」ということはプログラマにとって重要なことです。

【プログラミングに向いていない人の転職先】仕事を辞めた方がよいのか迷ったら


プログラムが書けなくてもIT系の企業に在籍して問題はありません。

IT系の仕事はプログラマやシステムエンジニアだけではありません。

少し「キャリアを変えたら大成し、プログラマになれた」という人を筆者は何十人も見ています。

プログラミングの仕事を辞めたほうがよいとすぐに諦める必要はありません。

自分のキャリアを見直したうえで、それでも「向いていない」と判断した場合は「転職」するか「職務内容」を変更しましょう。

プログラミングに挫折しそうになっている人へのアドバイス

念願のプログラマになれても挫折してしまう人や、プログラマになれる前に挫折してしまう人は数多くいます。

「プログラマの夢を諦めろ」とは絶対に言いません。

プログラマへの道は一つではなく、「プログラマとして採用されないとプログラマになれない」という決まりは一切ありません。

上記で述べたように「プログラムが書けなくても、IT系の企業に就くこと」はできるのです。

プログラミングのキャリアは長い目で見ることによって大成する確率が飛躍します。

コーディングに向いていなければ『プログラミングを書かない仕事』に転職しよう

コーディング(プログラミング)が向いていないと判断したら「プログラミングをしない仕事」に転職しましょう。

もしかしたらプログラマには戻らないかもしれません。

しかし、「プログラミングを勉強した経験」や「仕事で得た知識」は無駄にはなりません。

他の仕事でもその経験や知識を活かす場面があるはずです。

プログラムを書かないプログラミング関連の仕事『IT営業』

IT営業であればIT系で仕事をすることができます。

なおかつ、プログラミングのスキルは必要とされません

IT営業の業務内容は

・自社製品を売る
・ビジネスパートナーとして自社の社員を派遣する
・案件を受託する

などなど会社の方針によって違ってきます。

この仕事では「IT系の知識」も身に付きますし、「営業としてのヒューマンスキル」も磨かれます。

IT営業になった人はプログラマになることは殆どありません。

しかし「お客様の要望を汲み取り、それをシステムに反映する力」が養われます。

したがって

・上流工程を行うシステムエンジニア
・人や時間やお金を管理するプロジェクトマネージャー

などの役職に就くケースが多いです。

プログラムを書かないプログラミング関連の仕事『デバッガー』

プログラミングに向いていなくても、デバッガー(プログラムの動作確認を行う人)であればプログラマと近い関係で仕事が出来ます。

「未経験者」や「スキルが満たしていない人」を積極採用してデバッガーとして数年仕事をさせながらプログラミングの知識を身に着けてもらおうとしている企業は増えてきています。

即戦力募集以外の企業では殆ど未経験者を含めて積極採用しています。

筆者の会社や、ビジネスパートナーでもデバッガーから毎年5名(未経験者やスキル不足者のうちの10%)がプログラマとして仕事に就いているのです。

人数は多くないものの、プロジェクトリーダーチーフエンジニアとして仕事をしている人もいます。

プログラムを書かないプログラミング関連の仕事『IT事務』

プログラミングに向いていなくてもIT事務に転職することはできます。

一見プログラミングやITとは無関係に思えます。

ですが「勤怠管理」で

・Excelのマクロの作成
・社員データの作成
・作業の効率化を図るための簡単なプログラミング

などの業務をすることがあります。

実際にIT事務で「勤怠管理のマクロやデータ管理の考え」を理解し、プログラマになったケースも存在します。

他にも人事考課や社員のメンタルケアといった形でプログラマと接することができます。

そのなかで「仕事で使う言語の流行」を掴んだり、事務員目線から「作業を効率化するためのアドバイス」をすることがあります。

中にはデザイナを雇わずに事務員に自社ホームページを作成させたり、直させたりしている会社もあります。