【子供にプログラミング教育は必要】必修化の背景・内容と学習方法を解説

2020年度から小学校にてプログラミング教育の必修化が開始したことで、子どものプログラミング教育に注目が集まっています。

プログラミング学習者プログラミング学習者

ひとことでプログラミング教育といってもいろいろなサービスがあるため、正直どれがよいか迷います

プログラミング志望者プログラミング志望者

そもそもプログラミング教育で何が得られるの?

といったように、イメージが湧きにくいのではないでしょうか。

そこで、本稿では子どもにプログラミング教育が必要な理由と、学習方法について解説します。

この記事を読んでいただくことで、自分の子どもにはどの学習がよいかがわかるようになります。

ぜひ学習選びの参考にしてみてください!



目次

子供のプログラミング教育は必要なのか?


そもそもなぜ小学校でプログラミング教育が必須になったのでしょうか。

それには、主に2つの理由があります。

IT人材の不足

経済産業省のITの人材需給に関する調査によると、現在日本では約37万人のIT人材が不足しているとされています。

さらに2030年には最大79万人のIT人材が不足すると試算

(参照:IT人材需給に関する調査/経済産業省

今後、世の中のIT化の流れはさらに加速していきます。

しかし、日本においてはIT人材の不足もあり、その成長の早さに大きく遅れを取っている状況です。

つまりIT人材不足の解消は国の課題であり、そのための人材育成として幼少期からのIT教育が必要とされています。

経済の低迷

かつて、日本はアメリカに次ぐ経済規模を誇りました。

自動車や家電など製造業を中心とした国内メーカー各社が、大量生産・高品質・低価格を実現。

エンジニアエンジニア

「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とも評されました

2000年代情報革命が起き、世界各地でIT分野の新しいビジネスが立ち上がります。

かつて世界経済の中心は製造業でした。

しかし、現在、その中心を担うのはIT企業です。

そのIT化の勢いに乗り遅れた日本は、またたく間に経済状況が悪化し現在に至ります。

そうした経済の危機的状況を打破し、IT大国として日本経済を復活させるために、国では企業に対するDX(※)支援や、IT人材の育成に取り組んでいます。

※DX=デジタルトランスフォーメーションとは?

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること

引用元:経済産業省/DXリテラシー標準



2020年度に小学校でプログラミング教育が必修化される

先述した背景により、2020年度から小学校にてプログラミング教育の必修化がスタートしました。

「小学校でプログラミング学習をしたところで、変化の早い時代においてはやがて通用しなくなるのではないか?」と感じる方もいるでしょう。

これに対して文部科学省は、プログラミング教育を次のように定義しています。

子どもたちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的 思考」などを育むことであり、コーディングを覚えることが目的ではない

引用元:総務省(子供向けプログラミング教育の現状に関する調査研究の請負成果報告書)

つまり、学校教育におけるプログラミング教育は、プログラミング技術を覚えることが目的ではありません。

プログラミングの体験を通して、変化の激しい社会において必要とされるスキルを養うことが目的です。

将来どの仕事に就いたとしても活躍できるキッカケとなることを期待されています。

なぜ、プログラミングを学ぶことが将来に役立つことに繋がるのか?

さらに詳しく解説していきます。

子供がプログラミング教育を受けるメリット

子供がプログラミング教育を受けるメリット
そもそもなぜ子どもの内からプログラミング学ぶ必要があるのでしょうか。

子どもの内からプログラミングを学習することには、4つのメリットがあります。

  1. プログラミング的思考(論理的思考)を身につく
  2. IT知識・スキルが身につく
  3. 集中力が身につく
  4. 自分でモノ作りができるようになる

ひとつずつ詳細を解説します。

メリット1 プログラミング的思考力(論理的思考)を身につく

プログラミングを学習することで、プログラミング的思考力(論理的思考力)が身につきます

プログラミング的思考力とは?

大きな問題があったときに、その問題を小さく分解し、それらをどのように組み立てれば、問題が解決できるかを考える力のこと

例えば、普段私たちが使っているスマホアプリも、小さなプログラミングコードの集まりです。

何かエラーがあったときに、ひとつひとつ問題を確認していては時間が掛かってしまいます。

プログラミング的思考を身に付けることで問題を構造化し原因を特定するのが早くなります。

子どものプログラミング学習について、文部科学省では次のように述べています。

引用:「プログラミング的思考」を身に付けることは、情報技術が人間の生活にますます身近なものとなる中で、それらのサービスを受け身で享受するだけではなく、その働きを理解して、自分が設定した目的のために使いこなし、よりよい人生や社会づくりに生かしていくために必要である。
言い換えれば、「プログラミング的思考」は、プログラミングに携わる職業を目指す子供たちだけではなく、どのような進路を選択しどのような職業に就くとしても、これからの時代において共通に求められる力であると言える。”

引用元:文部科学省「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)」)

このようにプログラミング的思考力は、将来子供がIT業界を目指さなかったとしても、どの職業でも役立ちます

プログラミング学習は、思考力を身に付けるために最適な学習方法なのです。

メリット2 IT知識・スキルが身につく

子どもの内からプログラミングなんて必要でしょうか?

今の時代は子どもの内からIT知識・スキルは必須です。

現在、さまざまな分野でIT化が進んでいます。

今やIT活用はIT業界だけではなく、すべての業界でIT活用、知識、スキルは求められ、どの業界で働くにしてもITスキルは必要不可欠です。

そのため、ITがますます社会に浸透する中で、小さい頃からIT活用に慣れておくことは将来の職業選択においても重要でしょう。

IT業界で働くシステムエンジニアは、平均年収も高く、スキルさえあれば転職も容易です。

プログラミングスキルがあれば、どの職場でも海外でも活躍できます。
エンジニアエンジニア

子どもの将来に不安を感じることも少なくなりますね。

メリット3 集中力が身につく

プログラミング学習は集中力が身につきます。

プログラミング学習サイトや、プログラミング教室では子どもに飽きさせない工夫がふんだんに盛り込まれています。

「楽しい!もっとやりたい!」「わかった!できた!」という、好奇心や成功体験を与えることで、高い集中力を保ちながら学習が可能となるのです。

「勉強しなさい!宿題やりなさい!」とわざわざ言わなくても、子どもが自主的に勉強していたら嬉しいものですよね。

楽しい・面白いという気持ちを持つことで、集中力は自然に身につきます。

メリット4 モノづくりができる

プログラミングを学ぶことで、モノづくりができます。

ゲーム、ウェブサービス、ロボットなどプログラミング言語を使って指示・命令ができるモノを作ることです。

プログラミング言語とはコンピュータが理解できる言葉のこと。

それを駆使して指示・命令を与えながら、サービスを作り上げていきます。

途中、思うように動かず、悩むこともありながら、試行錯誤を繰り返していくことで、やがて自分が思ったように動くようになります。

自分の力でモノづくりが作り上げることは、子どもにとって貴重な成功体験です。

成功体験は好奇心や積極性のある人間性を育むことにも繋がるでしょう。

子どもがプログラミング学習できる方法は何がある?

子供がプログラミング学習できる方法は何がある?

学校以外で子どもがプログラミング学習をする方法は大きく2つあります。

  1. プログラミング学習サイト・アプリの利用
  2. プログラミング(ロボット)教室へ通う

それぞれの学習方法にはメリット・デメリットがあります。

また、年代によって利用すべきプログラミング学習方法は異なりますので、子どもにあった学習方法を選択してください。

プログラミング学習サイト・アプリの利用

プログラミングをサイトやアプリを利用することによるメリットとデメリットは以下となります。

メリット

  • 親子で一緒に学習できる
  • ゲーム感覚なので楽しい
  • いつでもどこでも学習できる
  • 学習費用が安い

デメリット

  • 一定レベルから上達しにくい
  • 途中で飽きる可能性がある

自宅にパソコンや、スマホがあればすぐに学習を始められるのが、プログラミング学習サイト・アプリのメリットです。

親子で一緒に学習できるので、「やったできたー!」「すごいねー!」といったように、コミュニケーションしながら学習できます。

プログラミングのことはわからないという保護者の方も一緒に学べるので子どもが学習でつまずいた時にアドバイスもできます。

また、インターネット環境があればいつでもどこでもできるので、教室のようにスケジュールを確保しなくてもOK。

料金も教室に比べて安く、中には無料でできるサービスもあります。

デメリットは、子どもによっては内容が簡単すぎて途中で飽きてしまう可能性があること

その場合は、子どものレベルにあったサービスへの変更を検討しましょう。

より成長できる環境の提供がおすすめです。

プログラミング(ロボット)教室へ通う

プログラミング(ロボット教室)に通うメリットとデメリットは以下になります。

メリット

  • レベルを継続的に高められる
  • 友達が作れる、友達と一緒に学習できる

デメリット

  • 費用が高額
  • 通うための移動や時間の確保が必要
  • 教室との相性によって合わない可能性がある

プログラミング教室は、子どものプログラミング能力向上を目的とし、専任スタッフが配置されてます。

より高いレベルを身につけたい場合におすすめです。

プログラミング教室では、子どものレベル・理解度に合わせて学習プランを立ててくれるので、効率的にプログラミングスキルを身に付けられます。

友達と一緒に学習できるのも、子どもにとっては大きなメリットです。

子どもにとっては友達と遊ぶ時間は大切なものです。

保護者の方の中には、子どものころ無理やり塾に連れていかれて嫌な思いをした方もいるのではないでしょうか。

プログラミング教室であれば、同年代の友達が大勢いるので、遊びにいくような感覚で学習に取り組めます。

また、学習には高い集中力が必要ですが、教室では周りに人がいるため、集中力が保ちやすいという効果もあります。

進路や学習法など、なんでもご相談ください!
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子どものプログラミング学習を年代別に解説


プログラミング学習は、子どもの発育に合わせて変えることが大切です。

プログラミング学習が必要だからと、親が無理やりやらせるのはいけません。

プログラミングに苦手意識を持ってしまったり、想像力が働かなくなってしまいます。

特に幼少期〜小学校までは、子どもが「楽しい!」「もっとやりたい!」と自発的に学習に取り組んでくれるような学習方法を選んだ方が良いでしょう。

プログラミングを覚えるのはなかなか難しいことです。

プログラミング的思考を育てるには、とにかく小さなことでも褒めてあげることが大切です。

「できなかったことができるようになる」ことを積み重ねて行ってあげてください。

その喜びを積み重ねることが、プログラミング的思考力を育てる上で重要なポイントです。

幼児・未就学児におすすめのプログラミング学習方法

小学生に満たない、未就学児のプログラミング学習には、直接ふれることで変化がみえる教材がおすすめです。

特に幼児・未就学児は興味のないことはまったく吸収しません。

動く、光る、音が鳴るなど、直感的でかんたんな操作で玩具が動くのを体験し、「楽しく遊ぶ」ことで、自然にプログラミング的思考力が磨かれます。

学習のポイント:かんたんな命令でロボットが動くことを理解し、楽しく遊べること

おすすめの学習教材

  • ロボットマウス
  • キュベット
  • はじめてのプログラミングカー

小学生におすすめのプログラミング学習方法

小学生になったら、まずはインターネットのプログラミング教材での自習がおすすめです。

小学校でもプログラミングの授業が始まります。

しかし、「プログラミングを教える授業」があるというわけではありません。

算数や音楽など各教科の中で教える程度です。

専門性を磨くことは難しいでしょう。

プログラマー志望者プログラマー志望者

インターネット教材は無料のものが多いため、気軽に始められますよ。

ゲームを自分で作成したり、他の人が作ったものを遊ぶことができるので、遊びの感覚でプログラミングを学べます。

しかし、子どもは自分ひとりの力で問題解決をする力はまだ持ち合わせていません。

自習でつまづいた時には一気に学習意欲が下がり、プログラミングに苦手意識を持ってしまう可能性があります。

特に、初めのうちは保護者が一緒に勉強をしながらサポートをするとよいでしょう。

さらに高度なプログラミングを学習したいという気持ちが芽生えた際は、プログラミング教室がおすすめです。

同年代の子どもたちと一緒に学習をしたり、専門スタッフに教わることで学習意欲が高まり、さらにプログラミングの世界が広がるでしょう。

学習のポイント:大人が学習をサポートしながら、プログラミング学習に対する意欲・好奇心を育てる

おすすめの学習教材

  • Scratch(スクラッチ)
  • Viscuit(ビスケット)
  • CodeStudio(コードスタジオ)

中学生におすすめのプログラミング学習方法

中学生になると徐々に将来の夢や就きたい職業を考えるようになりますね。

ある程度自分で判断できるようにもなります。

そのため、本人がやりたくないのにプログラミング学習を無理強いしても逆効果です。

プログラミングを学習することで将来の選択肢が広がることや、プログラミング的思考力(論理的思考力)が磨かれます

そのため、プログラミング的思考力(論理的思考力)を鍛えるような学習教材がおすすめです。

プログラミング的思考力(論理的思考力)を鍛えることにより、将来どのような仕事についたとしても活躍できる可能性が高まります。

もし、中学生本人がプログラミング学習に意欲的であれば本人の意向を尊重した上で、プログラミング教室など学習環境を提供するとよいでしょう。

学習のポイント:プログラミング学習をすることで将来の選択肢・可能性が広がる環境を提供する

おすすめの学習方法

  • プログラミン
  • CodeStudio(コードスタジオ)
  • プログラミングスクール

高校生におすすめのプログラミング学習方法

高校生の場合は学習のゴールを決め、作業時間を確保することをおすすめします。

高校生は忙しいですよね。

大学受験などもあります。

そのために、学校の授業の予習・復習、あるいは塾に通う必要も出てくるでしょう。

その合間を縫ってプログラミング学習をすることになります。

時間が限られているため、高校生のプログラミング学習は難しいと感じるかもしれません。

しかし、プログラミング学習で得られる、論理的思考力・問題解決能力は、そのほかの学習にも好影響があります。

学習のゴールとしては、HTML/CSSを使った自作ホームページの作成、Rubyを使ったアプリケーション作成などがおすすめです。

プログラミング言語の学習は、Progateやドットインストールなどのサイトで学ぶことが可能です。

スマホからでも学習ができるので、通学中や休み時間などにも学習が可能です。

さらに体系的に学習したい場合は、プログラミングスクール受講を検討するのもよいでしょう。

学習のポイント:学習のゴールを設定し、その実現に必要な時間・学習環境を整える

おすすめの学習方法

  • Progate
  • ドットインストール
  • Udemy
  • プログラミングスクール(高校生の受講可能なスクール)



子ども向けおすすめのプログラミング学習教材・学習サイトを年代別に紹介

おすすめのプログラミング学習サイト・アプリを紹介
いつでも気軽に楽しく始められるのが、プログラミング学習サイト・アプリのメリットです。

しかし、プログラミング学習サイトはたくさんあり、「どれを利用すればいいか迷う」と悩んでしまいますよね。

ここでは、年代別におすすめのプログラミング学習サイト・アプリをご紹介します。

幼児・未就学児向けおすすめのプログラミング学習教材・学習サイト

幼児や未就学児向けの学習教材は楽しさ」「わかりやすさ」「親しみやすさを大切にしたものを選びましょう。

遊びを通してプログラミング的思考に触れることを目的として選ぶと良いですよ。

幼児・未就学児向けのおすすめ学習教材・学習サイトは楽しく学習できるかが重要なポイントとなります。

ロボットマウス

プログラミングの基礎(コーディング)が実践的に身につくアクティビティセットです。

コーディングとはコンピューターが理解できるような形に情報を変えること。

コーディングカードを使ってゴールまでの道のりを組み立て、ロボットマウスに入力。

ロボットマウスは組み立てたプログラム通りに進み始めます。

ロボットマウスに命令をすることで、前進やバッグ、ターンなどの行動や、光る・鳴くなどのアクションが実行されます。

ロボットマウスを通して、子どもの問題解決能力クリティカルシンキングが養われます。
画像参照元:Amazon.co.jp ロボットマウス アクティビティセット

キュベット

国際的に著名なデザイン賞を受賞するなど、デザイン性も高い知育玩具のキュベットは、遊びながらプログラミングを学ぶことができます。

操作はシンプル。

しかし、コーディングは数十億通り。

「どうやったらキュベットを思い通り動かせるか?」を子どもが能動的に考えることで、創造性や問題解決能力が育まれます

上質な木のデザインなので、壊れにくく子どもが誤って怪我をすることも少ないので安心です。

画像参照元:PRIMO公式サイトトップページ

はじめてのプログラミングカー

スタートとゴールを決めて、「めいれいカード」を「くるま」にかざす操作をすると、冒険マップの上で命令どおりに「くるま」が動きます。

命令をことば化する力、ゴールにたどりつくまでやりきる力、どうやったらゴールに到達できるか論理的に考える力を、遊びながら身につけることができます。

特に目標をやり抜く力は、幼児期の保護者との関わりの中で最も効率的に育まれるとされています。

プログラミングカーは発育を促す効果的な知的玩具です。

画像参照元:はじめてのプログラミングカー公式サイトトップページ

小学生向けおすすめのプログラミング学習教材・学習サイト

小学生向けのプログラミング学習教材・学習サイトは、プログラミングの必修化に伴い増えています。

  • プログラミング的思考、論理的思考を養うこと。
  • プログラミングの役割を理解できること。

これらの力を身につけるために、プログラミング学習は非常に優れています。

小学生のプログラミング教育ではできるだけ親も一緒に取り組むことも重要です。

わからないからと言って放置せず、親も一緒に学び、親子でともに考えることに意義があるのです。

Scratch(スクラッチ)

Scratch(スクラッチ)
画像引用元:Scratch公式サイト

Scratchは、小学生でも簡単にプログラミングができるソフトです。

NHKのプログラミング教育番組でも使われており、初めてのプログラミング学習に最適なアプリです。

プログラミング教室で使用されることもあり、「Scratchでプログラミングを始めた」という子どもも多い定番ソフト。

Scratchは、ブロックを組み合わせることで、自分だけのゲームやアニメーション作成ができます。

作った作品をほかの人に公開したり、ほかの人が作ったゲームを遊ぶことも可能です。

費用無料
対象年齢8〜16歳
公式サイトhttps://scratch.mit.edu/

Viscuit(ビスケット)

Viscuit(ビスケット)
画像引用元:Viscuit公式サイト

Viscuitは、子供でも簡単に扱えるプログラミング言語です。

Viscuitを使うことで、単純なプログラムから複雑なプログラムまで作成できます。

対象年齢は4歳〜となっており、小さい子どもでもプログラミングをかんたんに理解できることが特長です。

子ども向けの学習教材と思いきや、作成できる幅は広く、例えばアニメーション・ゲーム・絵本なども作成できます。

子供から大人までプログラミングの楽しさを体感できる学習教材です。
費用無料
対象年齢4歳〜
公式サイトhttps://www.viscuit.com/

Code Studio(コードスタジオ)

Code Studio(コードスタジオ)
画像引用元:Code studio

Code Studioは、対象年齢4歳からの教育用プログラミング環境です。

パズルのようにブロックをつなげてプログラミングを行う「ビジュアルプログラミング言語」によって進めていきます。

ScratchやViscuitと異なるのは、「JavaScript」の学習ができる点です。
エンジニアエンジニア

上級者になるとスマートフォンアプリも作成できますよ。

本格的なプログラミング学習システムです。

費用無料
対象年齢4歳〜
公式サイトhttps://studio.code.org/courses

中学生向けおすすめのプログラミング学習教材・学習サイト

中学では「技術・家庭」科目でプログラミング教育が必修化します。

プログラミングを学ぶメリットは、小学生と変わりません。

論理的思考力とプログラミングの役割の理解、想像力を身につけるなどです。

また、早い段階からプログラミングを学ぶことにより、将来的に「仕事の選択の幅」が広がります。

ただし、無理強いはいけません。

本人の意思を尊重して、本人がやる気になった時に全力でサポートできる環境を整えておきましょう。

Raspberry Pi(ラズベリーパイ)

 

画像参照元:Amazon.co.jp Raspberry Pi4 ModelB 4GB ラズベリーパイ4 技適対応品

Raspberry Piは、「ラズパイ」の愛称で親しまれる、イギリスのラズベリーパイ財団によって開発された、ARMプロセッサ搭載を搭載したシングルボードコンピュータです。

教育を目的に開発されているため、5,000円程度と安価です。

中学生のお小遣い程度で入手できることは大きなメリットですね!

安価とはいえ非常に実用的な教材です。

音楽プレーヤーやラジオ、臭気センサーや、難易度が上がると監視カメラやドライブレコーダーにも活用ができるなどあらゆる使い方が可能です。

開発事例やコミュニティーも豊富にあるため、その真似をして作成することはもちろん、応用をしてオリジナル性を出すなど、中学生の好奇心育成の役立ちます

Swift

画像参照元:Apple japan/swift公式サイトトップページ

Apple社が提供する「Swift」は、iOS・macOS・watchOS・tvOSのアプリケーションを開発するためのプログラミング言語です。

Swiftはプログラミング言語の中でも比較的新しい言語です。

既存のあらゆるプログラミング言語の良い点を取り入れ、理解がしやすく、プログラミング初学者でもわかりやすい仕様になっています。

ある程度の英単語の習得は必要ですが、中学英語レベルで十分に理解できます。

Swiftを使えば、iPhoneアプリが作成できます。

自分で作成したアプリを友だちや家族に遊んでもらうことで、作る楽しさや達成感が得ることができるでしょう。

micro:bit(マイクロビット)

画像参照元:Amazon.co.jp micro:bit

micro:bitは、イギリスのBBCが主体となって開発された、子供がプログラミングを学ぶためのボードです。

世界各国40カ国以上で学習教材として使用され、日本でも200以上の学校で教材として導入されています。

micro:bitには、地磁気センサー、加速度センサー、温度センサー、光センサーが組み込まれており、ウエブブラウザ上でプログラミングをすることで、あらゆる開発ができます。

「micro:bitコンテスト」も例年開催されているので、コンテストに参加することで学習に対するモチベーション向上が期待できます。

高校生向けおすすめのプログラミング学習教材・学習サイト

高校生がプログラミング学習を行う上でネックになるのは「学習時間の確保」です。

まずは、学ぶ目的を明確にし、学習の進め方も考えておきましょう。

  • 何が学習に必要か?
  • プログラムが完成するのにどのくらいの期間が必要?
  • 一日にどれくらいの作業時間を確保すべきか?

これらのことをよく考えて、あらかじめスケジュールを決めて取り組みましょう。

Progate(プロゲート)

画像参照元:Progate公式サイトトップページ

Progateは、プログラミング学習を無料で始められるオンラインサービスです。

開発環境を用意する必要がなく、イラスト中心のスライドを用いた簡単なレッスンのあとに、実際にコードを書いていきます。

パソコン以外にもスマホからでも操作ができるので、通学時間や休み時間、自宅などでいつでも学習を進めることができます。

学習を進めるたびにレベルが付与されたり、ランキングが表示されるので、ゲームのように楽しみながら学習できることが特長です。

学習できるプログラミング言語もほぼ網羅されており、学習したい言語から進めることができます。

社会人でもProgateでプログラミングの基礎学習をしたという人が多く、高校生がプログラミングの基礎を学ぶには最適な学習ツールです。

Ozobot(オゾボット)

画像参照元:Ozobot公式サイトトップページ

Ozobotは、紙やスマートフォン、タブレット上に描かれた線に沿って動く小さなロボットです。

プログラミングの知識・スキルがまったくなくても、かんたんにプログラムが組めることがOzobotが人気の理由

紙とペンがあれば操作が可能なOzobotは、プログラミングコードを画面に向かって操作するというプログラミング学習とは異なります。

「ロボットが命令やプログラムに沿って動くこと」を直感的に操作だけで体感できます。

Ozobotを使うことで自然にプログラミング的思考が身につきます。

プログラミングスクール

画像参照元:プログラミングジャパン公式サイトトップページ

より体系的にプログラミングを学びたい場合はプログラミングスクールの受講がおすすめです。

昨今のプログラミングブームにより、社会人でも未経験からITエンジニアを目指してプログラミングスクールを受講する人が急増しています。

「プログラミングスクールは大人が通うものでは?」と感じるかもしれません。

しかし、プログラミング学習は若いうちの方が、脳に知識が定着しやすく、IT業界への転職も有利です。

最近では学生がプログラミングスクールに通うことは珍しくありません。

プログラミングスキルを身に着けてしまえば、どこに行っても即戦力として活躍できます。

これからの時代は専門性が重要といわれており、専門スキルさえあれば中学生でも月収100万円以上を得る時代です。

特に将来IT業界を志望しているのであれば、早いうちにプログラミングスキルを身につけておくことをおすすめします。

しかしながら、プログラミングスクールといっても多種多様です。

高校生であれば次のようなポイントでスクールを選びましょう。

  • 専任の講師がマンツーマンで指導してくれる
  • プログラミングの基礎から学べる
  • アプリが自作できる
プログラミングジャパンプログラミングジャパン

例えば「プログラミングジャパン」は、iphoneアプリ・Androidアプリの開発言語である「swift」と「kotlin」に特化したスクールです。

「swift」と「kotlin」は海外では人気が急上昇中の言語です。

しかし、日本ではまだ学習している人が少ない言語であるため、高校生のうちに学習することで、将来のチャンスが広がります。

プログラミングジャパンプログラミングジャパン

プログラミングジャパンでは、体験学習も無料で実施していますので、ご興味をお持ちの方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

子供向けおすすめのプログラミング教室を紹介

おすすめのプログラミング教室を紹介
プログラミング学習教材よりも、より高いスキルを身につけたい場合はプログラミング教室がおすすめです。

友達と同じ空間で学習することで、コミュニケーション能力を伸ばすこともできます。

ここでは、おすすめのプログラミング教室をご紹介します。

ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室

ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室
画像引用元:ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室

スクール業界最大手のヒューマンアカデミーが運営しているプログラミング教室です。

全国で教室展開しているので、自宅近くの教室を探せます。

3年間で着実にスキルアップができるカリキュラムが用意されています。

  • 1年目は初級ベーシックコース
  • 2年目は中級ミドルコース
  • 3年目は上級アドバンスコース

徐々にステップアップします。

無料体験学習もあるので、まずはお近くの教室を探してみてはいかがでしょうか。

費用
  • 入会金 11,000円
  • バッグ・バインダー代 2,200円(入会時)
  • 教材費 660円/月額
  • 授業料 9,900円/月額
対象年齢小学3年生以上
公式サイトhttps://kids.athuman.com/programming/

 

STAR Programming SCHOOL(スタープログラミングスクール)

STAR Programming SCHOOL(スタープログラミングスクール)
画像引用元:STAR Programming SCHOOL

STAR Programming SCHOOLは、日本・イギリス・中国で71教室を運営する、小学1年生〜中学3年生までを対象にした、業界大手の子ども向けプログラミング教室です。

プログラミング学習を通じてITスキルはもとよりさまざまなスキルが身に付きます。

プログラミング志望者プログラミング志望者

想像力・論理的思考力・共創力・プレゼンテーションスキルが身に付きますよ。

費用
  • 入学金 6,000円
  • 月額費 2,000円
  • コース受講料 7,000円〜12,000円(コースにより異なる)
対象年齢小学1年生〜中学3年生
公式サイトhttps://www.star-programming-school.com/

 

Tech Kids School(テックキッズスクール)

Tech Kids School(テックキッズスクール)
画像引用元:Tech Kids School

Tech Kids Schoolは、サイバーエージェントグループが運営する小学生向けプログラミング教室です。

学習をサポートするのは、メンターと呼ばれる大学生のお兄さん・お姉さん達です。

子ども達と年齢も近いので、単にプログラミングを教えるだけではなく、場を盛り上げたり、リラックスさせたりと、子供の気持ちに寄り添ったサポートをしてくれます。

学習スタイルは、渋谷教室での継続学習コースとオンライン継続学習コースがあります。

渋谷までの送り迎えが負担になる場合は、オンライン継続学習コースがおすすめです。

費用
  • 継続学習コース(渋谷教室)
    教材費 2,000円+受講料 19,000円
  • オンライン継続学習コース
    月額12,000円
対象年齢小学1年生〜中学3年生
公式サイトURLhttps://techkidsschool.jp/




まとめ|プログラミング教育は子どものうちから学習した方がよい

まとめ|プログラミング教育は子供のうちから学習した方がよい

いかがでしたでしょうか。

この記事では、子どもがプログラミング教育を受けるべき理由とおすすめのプログラミング学習方法を解説してきました。

プログラミングと聞くと「難しそう」と感じるかもしれません。

特に保護者世代ではそうしたプログラミングを学習する人は限られていましたので、それが必修化となり困惑される方も多いでしょう。

プログラミングを学習することで論理的思考や集中力が身に付きます。

将来子どもがIT業界の道に進まなかったとしても、どこでも使える能力です。

特に子ども向けの学習教材は、飽きさせない工夫がふんだんに盛り込まれていますので、遊び感覚で学習できます。

ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、まずはお子様と一緒にプログラミング学習を試してみてはいかがでしょうか?

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