プログラミング初心者におすすめの電卓アプリの開発手順や難易度について解説していきます。
アプリ作成の初心者がプログラミングを学ぶのに最適なのは電卓アプリの作成です。
アプリ作成では「初心者が乗り越えるべき課題」が沢山あります。
なかでも「電卓アプリ」を作れるようになると多くの課題が解決するのです。
例えば電卓アプリの主要な機能に、四則演算機能機能があります。
- 足し算
- 引き算
- 掛け算
- 割り算
初心者が電卓アプリを作るとプログラミングで「四則演算」を使えるようになります。
基礎を身に着け、企業への就職やフリーランスに転向した方は多くいます。
そこで本記事では
- 電卓アプリの作り方と環境設定
- 電卓アプリの開発に必要な言語
- 電卓アプリを作成するメリット
などについて解説していきます。
目次
電卓アプリの作り方と環境構築に必要なもの
電卓アプリの作成にあたり、Androidスマートフォンで開発する際に必要なものを記載していきます。
まずは下記に記載されている環境を整えることから始めましょう。
電卓アプリ作成に必要なもの
それでは電卓アプリ作成に必要なものを紹介します。
パソコン
「Windows」でも「Mac」でも大丈夫ですが、メモリが8Gあるパソコンを使用しましょう。
「メモリ」とはデータやプログラムを一時的に記憶する部品です。
開発ではこのメモリを多く使用します。
メモリが足りないとパソコンの動作が遅くなってしまいます。
開発環境=Android Studio
アンドロイドアプリはAndroid Studioという開発環境を使用してプログラム作成をします。
こちらはGoogleが公開している「アンドロイドアプリ専用の開発ツール」です。
インストール方法はこちらのサイト様に詳細が記載されています。
Android Studio超入門――ダウンロード、インストール、使い方を総まとめ
電卓アプリ開発に必要な言語=Kotlin
アンドロイドアプリの開発には主にKotlinという言語が使われてます。
「Kotlin」はアンドロイドアプリで主軸に使われている言語です。
Kotlinを学ぶことで様々なスマートフォンアプリを制作することができます。
近年はスマートフォンの需要も高まるに伴い、さまざまなスマートフォンアプリが開発されています。
Kotlinは学びやすいし、使えるエンジニアはまだまだ不足しているからエンジニア転職を目指す初心者にもおすすめです
Kotlinを学習する際に初心者向けの資料として『Kotlin入門までの助走読本 』がお勧めです。
「日本Kotlin ユーザグループ」がまとめた無料の電子書籍(PDF)です。
Kotlinの概要が80ページ弱で分かりやすくまとめられています。
「Kotlin入門までの助走」のページはこちら
Kotlinでアプリ開発なら『AndroidStudio』
「AndroidStudio」はでアプリ制作をする為に必要な開発環境です。
「AndroidStudio」はKotlinでAndroidアプリを開発する為には必須ですので、必ずインストールしましょう。
アプリ動作確認用のスマートフォン
プログラムを書いたらスマートフォンで「動作確認テスト」を行います。
アプリ開発を行う場合はスマートフォンで動作確認をすることが必須になります。
どうしてもスマートフォンの準備が難しいという方には、パソコン上でアプリを動作させるツールがあります。
ダウンロードは無料ですが、ユーザー登録が必要になります。
電卓アプリをつくろう
電卓アプリを作成していく中でプログラミングの基礎と「java」についての理解を深めましょう。
開発環境が整ったらいよいよ「電卓アプリの作成」に入ります。
作るのは事務作業で使うような一般的なイメージの電卓でも構いません。
もしくは既存の形にとらわれない電卓を作ってもよいでしょう。
「ボタンの配置を縦に並び変えた電卓」や「色鮮やかな電卓」を作ってみましょう。
皆さんのイメージの数だけ、可能性は無限にあると考えてください。
最初はボタンの数字と入力される数字がごちゃ混ぜになっている電卓を作っても構わないのでひたすら作り続けましょう
電卓の開発手順
電卓アプリを作りながら開発の流れに慣れましょう。
電卓アプリ程度の規模であれば一人ですべて開発することができます。
しかし、本来アプリは複数人で開発します。
まず、システムエンジニアが「開発工程」を作成します。
プログラマーは開発工程に基づいてプログラミングを行います。
その中ではアプリの主要な機能や仕組みをを定義づけるものとして次のものがあります。
- 『要件定義』
- 『内部設計』
- 『外部設計』
「要件定義」とは実装すべき機能や満たすべき性能を明確にしていく作業のことです。
「内部設計」とは全体の構成や行うべき処理の詳細など実装に必要な仕様を定義する工程のことです。
「外部設計」とはシステムがどのようにふるまうべきか、操作する画面のレイアウトや操作方法を定義します。
全てが終わったら200~300程の項目があるテストを行います。
電卓アプリ開発ではこれらの工程を自分でこなします。
そのため開発の流れになれることができます。
電卓アプリはどのように作成すればいいのか
インターネットで公開されているソースコードを参考にしましょう。
インターネットにはソースコードと呼ばれるプログラムコードがたくさんあります。
ソースコードを利用するとすぐに動作するものが作れます。
初心者で、初めからスラスラとソースコードが書ける人はいません。
参考書を見てもわからない人は、ソースコードを利用しましょう。
そしてソースコードが何を意味しているのかを参考書やインターネットで調べましょう。
調べながらソースコードを自分流にアレンジすれば自分の力になります。
しかし、ソースコードを見ても全くわからないときはスクールを利用するのも一つの手です。
スクールを利用すれば講師からアドバイスを貰えます。
なのでさらにスムーズに電卓アプリを作成することができます。
電卓アプリを作成するメリット
電卓アプリを作成することのメリットは大きく分けてふたつあります。
電卓アプリを作成することによって、プログラミングの基礎を学べる
電卓は各種計算、表示、ボタンイベントなどのプログラムの基本が盛り込まれています。
四則演算だけでなく
- 関数計算
- メモリ機能
といったようにカスタマイズもアイディアの数だけ付け加えられます。
勉強の機会が多いということは、それだけ皆さんが成長する機会が多くなっていくということです。
そのひとつひとつが電卓アプリ作成だけではなく、皆さんの技術者としての未来に繋がっています。
電卓アプリを作成できれば、求人している企業ににアピールできる
電卓アプリを作成することによって、就職がかなり有利になります。
面接などで独学で電卓アプリを作ったことがあるとアピールできれば、面接官に好印象を与えられます。
アプリ開発者やシステム開発者を求める企業は即戦力になる人材を欲しています。
プログラミングは言語が違っても考え方は似ています。
アプリ作成の経験があれば、java以外で作成されるアプリ開発にも参加できます。
アプリ開発を経験すると、より多くの場所での活躍も見込むことができます。
是非、電卓アプリの作成から多くの技術を学びましょう。
そして大きなプロジェクトで活躍できるアプリ作成のスペシャリストを目指しましょう。
【参考記事】全くの0からプログラミングをはじめるなら!超初心者のためのプログラミングの始め方と学習ステップ
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