【Swiftの具体的な学習方法】学習ステップとおすすめの学習サイトを紹介!

Swiftを学習していく際の具体的な学習ステップとおすすめの学習サイトを紹介していきます。

iOSアプリの開発や、Swiftに興味を持っている方で、プログラミングをどのようにして学べば良いのかわからないといった初心者の方は多くいらっしゃるでしょう。

この記事では

  • 初心者が最短でSwiftを身に着ける具体的な学習方法と学習ステップ
  • Swiftが学べるおすすめの学習サイト5選Swiftが学べるおすすめの本

について詳しく解説していきます。




初心者が最短でSwiftを身に着ける具体的な学習方法と学習ステップ

初心者が最短でSwiftを身につけるためには、アプリケーションを開発しながら学んでいくのが効果的です。

例えば、以下のようなアプリです。

  • カウントアップ
  • 電卓
  • ToDoリスト

これらを順番で開発していくことにより、段階的にプログラミング学ぶことが可能になります。

では、それぞれどのような事が学べるのか、詳しく説明していきましょう。

カウントアップアプリを開発しながら学ぶ

カウントアップアプリを開発することにより

  • 変数とプログラミングの基本的な考え方
  • SwiftのUIview

などを学ぶことができます。

カウントアップアプリの仕様は以下となります。

  1. 画面には数字を表示するラベル、+ボタン、-ボタンの三つが存在する
  2. +ボタンを一度押すと、ラベルに表示されている数字が+1される
  3. -ボタンを一度押すと、ラベルに表示されている数字が-1される
  4. 数字は最大20まで、最小0まで表示される

まず画面を作成するために、UIViewを扱います。

画面には三つの要素しかありませんので、作成自体はさほど難しくはないでしょう。

+ボタン、-ボタンを押した場合に、

  • 変数と計算式
  • メソッドにIF文

といったプログラミングでよく利用される基本的な構文、機能を学ぶことになります。

エンジニアエンジニア

このように、カウントアップアプリの作成にはプログラミングの基礎が詰まっています。

電卓アプリを開発しながら学ぶ

電卓アプリを開発することで「ロジカルシンキング」を学べます。

この際、作成する電卓は「四則演算」のみを行うシンプルな物です。

電卓アプリの仕様は以下のとおり。

1.画面に存在するラベルとボタン

  • 「10桁まで表示できるラベル」
  • 「0~9までの数字それぞれに対応したボタン」
  • 「四則演算(+、-、×、÷)に対応したボタン」
  • 「=に対応したボタン」
  • 「ラベルに表示された数字を削除するクリアのボタン」
2.数字のボタンを押すと、ラベルに押したボタンと対応する数字が表示される。
  • 続けて数字ボタンを押すと、既に表示されていたボタンの右側、一の位に新しい数字が表示される。
  • 先に表示されていた数字は桁が一つ上がる。
  • ラベルに表示されている数字が既に10桁の場合、新しい数字は表示されない。
3.四則演算のボタンを押下した場合、ラベルに表示されている数字を変数に格納する。
4.3の後、数字ボタンを押すとラベルの表示は一度削除される。
  • 新しく押されたボタンに対応する数字を一の位に表示する。
  • 続けて数字を押した場合の処理は、2と同様になる。
5.四則演算ボタン、または=ボタンが押された場合、既に変数に格納されている数字と、現在ラベル上に表示されている数字で、3で押されたボタンに対応する計算を行う。
  • 計算した結果をラベル上に表示する。
  • 10桁を超えてしまう場合、ラベルにはERRORと表示する。
6.5で押されたのが四則演算ボタンだった場合、計算結果を変数に格納しておく。
  • =ボタンだった場合、変数の中身を削除しておく。
7.数字を0で割ろうとした場合は、ラベルにERRORと表示する。(0除算)

8.クリアボタンを押した場合、ラベルの表示を0にする。変数に格納されている数字は削除しない。

細かい部分については、パソコンやスマホに既に存在する電卓アプリなどを参考にすると良いでしょう。

カウントアップアプリに比べて、電卓アプリの処理は複雑なのが分かっていただけたでしょうか。

この複雑な処理を行おうとすると、初心者の方は冗長なコードになってしまうことが多いです。

エンジニアエンジニア

冗長なコードを、どのようにして行数を減らし、効率的に処理を行うかとブラッシュアップしていく事により、ロジカルシンキングが身につきます。

ToDoリストアプリを開発しながら学ぶ

ToDoリストアプリを開発することにより、データソースのUItableviewへの表示などを学ぶことができます。

ToDoリストアプリの基本的な仕様は、以下となります。

  1. 画面は新しいToDoリストを追加する画面と、ToDoリストを表示する画面の二つが必要。そのほかの画面は、必要に応じて追加する。
  2. ToDoリストに追加された内容は、削除、変更を行うことができる。
  3. 未着手、着手中、完了といったステータスにより、ToDoの表示場所を変更する。

最低限の仕様はこの三つとなります。

この他にも自身でこの機能があると便利、と思った機能を追加していくと良いでしょう。

例えばこんな機能を追加することもできます。

  • ToDoの優先順位を決められるようにする
  • ToDoの有効期限などを設定できるようする

ToDoリストを管理するためには、UItableviewを利用しましょう。

これは便利な機能の一つですので、覚えていて損はありません。

ToDoリストを作ることでUItableviewの利用方法を学ぶことができます。

エンジニアエンジニア

自分の欲しい機能をどのようにすれば実現できるのかを考えることで、プログラマとしてもステップアップすることができます。

独学での学習は時間がかかり挫折しやすく、コストが増えるのでおすすめしない

プログラミング初心者の方が一から独学で学習するのはおすすめしません。

プログラミング学習者プログラミング学習者

なぜならば、プログラミングは初心者に理解しづらい考え方が多く、時間がかかって挫折しやすいためです。

時間がかかればかかるほど、コストも増えていってしまいます。

プログラミングの経験がある方であれば、「学習サイト」や「本」で独学の学習でも問題ないでしょう。

プログラミングに触れたことの無い方は、できれば講師がいるような環境でプログラミングを学んだ方が挫折しづらいでしょう。

最短で学ぶならSwift専門のスクール「プログラミングジャパン」がコスパが良くおすすめ

Swiftをあまり時間をかけずに学びたいのであれば、「Swift専門のプログラミングスクール」であるプログラミングジャパンがおすすめです。

  • Swift専門のプログラミングスクール
  • Swift専門だからSwiftを効率的に教えることに特化している
エンジニアエンジニア

講師もSwiftを教えることに長けている人ばかりだから、初心者の方でも安心して学ぶことができます。

初めてプログラミングを学ぶ場合は、教えてくれる方がいた方が圧倒的に学びやすいです。

時間とお金が許すのであれば、プログラミングスクールに通って学ぶことをおすすめします。

Swiftが学べるおすすめの学習サイト5選

Swiftを学ぼうとしたとき、プログラミングスクールではない方法を探しているのであれば、学習サイトを利用して学ぶのもおすすめです。

さまざまな学習サイトが存在していますが、今回はおすすめのサイトを5つ、ご紹介いたします。

Schoo

引用元:Schoo

Schooはいろいろな講師による授業をオンラインで視聴することができるサービスです。

Schooとは「大人たちがずっと学び続ける」ことをコンセプトに、さまざまな「授業」をネットで生放送しているサイトです。

授業は多岐にわたり、もちろんプログラミングの授業もあり、Swiftの授業も存在しています。

  • 多くの人とコミュニケーションをとりながら学べる
  • 有料会員になると、いつでもどこでも好きな時に学べる
  • 生放送中、わからないことがあれば質問投稿ですぐに聞くことも可能

録画された授業を視聴するのは有料ですが、生放送自体は無料で視聴することが可能です。

入門から実践まで、さまざまなレベルの授業が放送されているので、プログラミング初心者の方でも安心して学ぶことができます。



ドットインストール

引用元:ドットインストール

ドットインストールは、3分動画でプログラミングを学習できるサービスです。

  • プログラミングを初めて学ぶ方におすすめ
  • 隙間時間を活用できる
  • 豊富で幅広いレッスン

初心者向けのコンテンツは無料で視聴することができます。

有料会員になると、中級者、上級者向けのコンテンツが視聴できるだけではなく、講師への質問もできるようになります。



codebelle

引用元:codebell

odebelleはたった10分でプログラミングを学べるアプリです。

  • 初心者にも分かりやすいレッスン内容
  • ステップアップ方式で進めるから、学ぶ道筋がきちんと見えて学びやすい
  • チャット形式で短時間レッスンだから隙間時間を有効活用できる

1レッスンが3分ほどと非常に短く、通勤通学や、日常のちょっとした時間で学ぶことができるのが魅力です。

難しい言葉を使わないように解説されているため、プログラミングを全く学んだことのない人でも分かりやすくなっています。



Swift Docs

引用元:Swift Docs

Swift Docsは、アプリで「実現したい内容に応じて学習できる」サイト

  • 目的に応じて必要な内容を検索できるので、リファレンスとしても使用できる
  • 初心者よりも中級者、上級者向け

「逆引きSwift」など、プログラムを過去に書いたことのある人向けのコンテンツが用意しています。

中級者や上級者の方にとっても役立つ内容です。

プログラミングを少し学んだことのある方におすすめです。
プログラミング学習者プログラミング学習者

プログラミングを全く学んだことのない方には少々難しいです。

基礎を学んだことのある方におすすめします。



Swift日本語チュートリアル

引用元:Swift日本語チュートリアル

Swift日本語チュートリアルは、Apple社が提供しているSwiftの公式ドキュメント「A Swift Tour」を有志の方が翻訳したものです。

前後編に分かれて、公式ドキュメントをかなり網羅しています。

Swiftを学ぶのであれば、一度は目を通すことをおすすめします



Swiftが学べるおすすめの本

Swiftを学ぶときには、本や参考書を使って学習するのもおすすめです。

初心者向けの本から、プログラミング上級者向けの本までそれぞれご紹介いたします。

Swift入門におすすめの本は『絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発『超』入門』

著: 高橋 京介

出版社 SBクリエイティブ

SBクリエイティブの書籍紹介ページ

初心者の方におすすめなのは絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発『超』入門です。

  • 誰も挫折しないようなとても丁寧な解説
  • 経験ゼロでも分かりやすい内容
  • 「まず作ってから」「解説する」という手順だから、「わからないこと」がわかる
  • 脱初心者を目指す本

プログラミング初心者で、Swiftを使用して学ぼうとしている方は、一度目を通してみることをおすすめします。

Swift入門におすすめの本その2『たった2日でマスターできる iOSアプリ開発集中講座』

著:藤 治仁、小林 加奈子、小林 由憲 

出版社 ソシム

ソシムの書籍紹介ページ

Swift入門におすすめの本2冊目はたった2日でマスター出来る iOSアプリ開発集中講座です。

  • プログラミング初心者の方で、iPhoneアプリを作ってみたい方におすすめ
  • 「体験」してから「理解」することに重点を置いているから分かりやすい
  • 操作に慣れることに特化している

さまざまなサンプルアプリを作成していくことで、iPhoneアプリ作成に必要な基礎知識を学ぶことができます。

とにかく実際に作りながら学びたい、という初心者の方におすすめの一冊です。

中級者におすすめのSwiftの本は『[改訂新版]Swift実践入門』

著:石川洋資、西山勇世

出版社 技術評論社

技術評論社の書籍紹介ページ

中級者の方には、[改訂新版]Swift実践入門がおすすめです。

  • Swiftの仕様の他、実践的な利用方法を解説
  • 「なぜ」や「いつ」を解消することの主眼をおく
  • プログラム例が多く分かりやすい内容

プログラミングの基礎的な知識を必要としますので、初心者向けの本ではありません。

しかし、少しプログラミングを学んだことのある方であれば有効に利用できるでしょう。

実際の仕事の場でリファレンスにも使用できる一冊です。

上級者におすすめの本は『詳解 Swift 第4版』

著: 荻原 剛志

出版社 SBクリエイティブ

SBクリエイティブの書籍紹介ページ

上級者の方には、詳解 Swift 第4版がおすすめです。

日本で売られているSwiftの書籍の中で、一番詳細な内容が載っているといっても過言ではありません。

  • 日本で一番詳しいSwiftの教科書
  • 一通りの言語機能を解説することを目的に上梓
  • 図版や一覧表など視覚的な理解を深めるための工夫がされている

その代わりプログラミングの基礎は載っていません

ある程度プログラミングを理解していなければ、理解するのは難しいでしょう。




まとめ

Swiftは初心者向けのプログラミング言語だと言われています。

Swiftを学ぶこと自体はそれほど難しいことではありません

もし、iOSアプリやプログラミングに興味があるのであれば、一度Swiftを学んでみることをおすすめします。

初心者の方でも、Swiftであれば簡単に覚えることができるはずです。