HTML/CSSを学ぶ際におすすめの本を紹介していきます。
「HTML/CSS」はとてもメジャーな言語であるために多くのの入門書や参考書があります。
いったいどの本から学べば良いんだろう・・・
というふうに悩む方は少なくないでしょう。
今回は、「本を選ぶポイント」や「初心者〜中級者におすすめの本」をご紹介していきます。
目次
HTML/CSSの本の選ぶポイント
まずは多くのHTML/CSSの本の中から、自分にあった本を選ぶためのポイントをご紹介します。
本を選ぶポイントは、大きく分けて以下の3つになります。
- タイトルを確認する
- 本の記載が自分のレベルにあっているかを確認する
- 最新の技術に対応しているか確認する
それぞれのポイントについて解説していきます。
ポイントその1:タイトルを確認する
大抵のHTML/CSSの本が、タイトルで
- 誰向きなのか
- どのような本であるのか
が分かるようになっています。
例えば、タイトルや表紙のどこかに入門書や基本、基礎と表記があれば「初心者向き」です。
デザイン集、テクニック集、辞典などという表記があれば、それは「中級者~上級者向けの本」となります。
ポイントその2:本の記載が自分のレベルにあっているかを確認する
本を選ぶ際にはその本の記載が自分のレベルに合っているかを確認することが重要です。
「中級者以上」であれば、基礎知識の解説が細くされている本ではなく、
- 今必要な内容をすぐに参照できる
- 辞書のような使い方ができる
といったポイントをおさえた本が使いやすいと感じるでしょう。
今はほとんどの通販サイトで、本の中身を数ページ確認することが出来ます。
また、本屋でも基本的に技術書は中身を確認してから購入することが出来ます。
通販サイトでは購入した方のレビューを参考にするのも良いでしょう。
ポイントその3:最新の技術に対応しているか確認する
本を選ぶ際に「その本が最新の技術に対応しているか」といった点がとても重要なポイントになります。
とても分かりやすくて情報が多い本でも、「最新の技術に対応していない本」を参考にしてしまうことがあります。
すると「実際にコーディングをしたときに上手く動かない」といった問題に直面することもあるのです。
数年前の本であっても「改訂」により、新しい技術に対応していることもあります。
通販サイトでは本の説明欄でその旨が記載されていることもあります。
HTML/CSSでは、それぞれ
- HTML5
- HTML5.2
- CSS3
という表記があれば最新の技術に対応していると認識して問題ありません。
プログラミング超初心者(まったくの未経験)のためのHTML/CSS入門書
ここからは「プログラミングを全く経験したことのない方におすすめの入門書」をご紹介します。
『スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版』
著:狩野 祐東
出版社 SBクリエイティブ
『スラスラわかるHTML&CSSのきほん』は基礎的な知識が丁寧に解説されています。
また、パソコンだけではなく、スマートフォンにも対応しているサイトが作れるようになります。
図解が多いため、実際の作業画面と見比べながら学ぶことができるのもおすすめのポイントです。
『世界一わかりやすい HTML5&CSS3コーディングとサイト制作の教科書』
著:株式会社マジカルリミックス 赤間公太郎,狩野咲,鈴木清敬
出版社:技術評論社
『世界一わかりやすい HTML5&CSS3コーディングとサイト制作の教科書』はプログラミング専門学校の講師の方々が制作した本です。
練習問題もついているため、学んだ内容を復習することも出来ます。
基礎をしっかりと覚えたい方におすすめの一冊です。
『デザインの学校 これから始めるHTML&CSSの本』
著:千貫りこ
監:ロクナナワークショップ
出版社:技術評論社
『デザインの学校 これから始めるHTML&CSSの本』もHTML/CSSについて、とても丁寧に解説されている一冊です。
「HTML/CSSについて基本的な書式」と、「使用頻度の高いものの解説」が主となっています。
他の本ではわからなくて躓いてしまったという方にもおすすめできます。
幅広く知識を学びたい場合には、この本で基本を学んだ後に次の本へとステップアップしていくと良いでしょう。
基礎知識を身につけたい人におすすめのHTML/CSS学習本
プログラミング初心者ではないけれど
- HTML/CSSには触れたことがない
- HTML/CSSの基本を学んで次の一冊を探している
という方に向けてのおすすめの本を紹介します。
『1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座』
著:Mana
イラスト:岡村 亮太
出版社 SBクリエイティブ
「HTML/CSSの基本」から「Webデザイン」「実際の現場でも役立つテクニック」まで様々なことを学ぶことができる一冊です。
Webサイトを作る技術だけではなく、デザインについても学びたいときにおすすめの一冊です。
『HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本』
こちらも「HTML/CSSの基本」から「Webデザイン」まで学ぶことができる一冊です。
新しい技術や手法だけではありません。
実際の現場で使われるような堅実な手法もバランス良く紹介されています。
そのため、実践的なテクニックを学ぶことが出来ます。
『これからWebをはじめる人のHTML&CSS、JavaScriptのきほんのきほん』
著:たにぐちまこと
出版社 マイナビ出版
HTMLとCSSだけでなく、JavaScriptも学びたい初心者の方におすすめの一冊です。
大抵の場合、サイト制作の現場ではHTMLとCSSとJavaScriptを3つセットで扱うことになります。
無料でHTML/CSS(プログラミング)が学べるおすすめの学習サイトをこちらの記事で紹介しています。。
【中級者以上】HTML/CSSの応用やサイト作成時に参考にしたい本
プログラミング中級者以上の方におすすめの本は実際の現場で参照できる本です。
実際にWebサイト制作にとりかかる際に欲しくなるのは、より深く技術について解説している本や、リファレンス(参考になる見本)やアイデア集といった本が求められます。
ここからはそのポイントを押さえたとても実用的な本をご紹介します。
『HTML5/CSS3モダンコーディング フロントエンドエンジニアが教える3つの本格レイアウト』
著:吉田真麻
出版社:翔泳社
『HTML5/CSS3モダンコーディング フロントエンドエンジニアが教える3つの本格レイアウト』は、実際のWeb現場で行われるのと同様のフロー(作業手順)をなぞることにより、より実践的なスキルやテクニックを学ぶことが出来ます。
一通り読み終わった後はリファレンスとしても使用することが出来ます。
『HTML5&CSS3ポケットリファレンス[改訂新版]』
著:森史憲,藤本壱
出版社:技術評論社
『HTML5&CSS3ポケットリファレンス[改訂新版]』は使用されることの多いタグ、プロパティに内容をしぼったリファレンスです。
目的別に分けられているため、制作の途中で困ったときにさっと調べることができます。
ポケットと名のあるとおりに小型な為、かさばらないのが特徴です。
Webで検索すると膨大な数の解説がでてきてしまいます。
『Webデザイン良質見本帳 目的別に探せて、すぐに使えるアイデア集』
著:久保田 涼子
出版社:SBクリエイティブ
『Webデザイン良質見本帳 目的別に探せて、すぐに使えるアイデア集』は全部で415点ものWebサイトを集めた「デザインのアイデア集」です。
ページを構成しているデザインパーツについても細かく解説されています。
そのため、サイト制作にも活用できるようになっています。
自分で参照するだけでは無く、クライアントとの打ち合わせの際にも見本として使えます。
持っていて損のない一冊です。
まとめ
HTML/CSSは、似たようなタイトルで数多くの本が出版されています。
さらに、技術書の為一冊の値段が高いため買って比べるという方法もとりづらいです。
自分にあった本を探すのは、至難の業に思えるでしょう。
ご紹介した本も含めて、まずは通販サイトや本屋で中身をご覧になってください。
きっと自分にあった一冊が見つかることでしょう。
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