今注目を集めている国家資格「ITパスポート」。
取得することで、さまざまな業種の就職に有利になります。
ITパスポートの合格率は50%と比較的取得しやすい資格でしょう。
早く合格にたどり着けるように、効率的な勉強法をご紹介します!
ITパスポートの効果的な勉強方法
ITパスポートを取得するには、どのくらい勉強すればいいでしょうか。
そこで、効率よく勉強するにはどうしたらよいのでしょうか?
今回は、これからITパスポート取得に向けて勉強を開始する方へ、効果的な勉強法をご説明します!
関連記事:ITパスポートとは?取得するメリット、試験の概要、難易度と合格率を徹底解説
参考書で情報をインプット、過去問でアウトプット
まず、どの種類の勉強にも言える、勉強の基本は‥
- 参考書やテキストで知識を頭に入れるインプット
- 過去問や模擬試験で実践するアウトプット
- インプットとアウトプットを意識すること
いくら参考書をひたすら読み続けても、実践してみなければ自分の苦手分野を知ることができませんよね。
まずはインプット。
⑴参考書の最初から最後までを、何度も読み返すことで覚えていきます。
徐々に理解してくるはずです。
⑵それでも理解できないところはインターネットなどで調べるなどして、知識を深めていきましょう。
⑶また、覚えなくてはならない専門用語はたくさんあるので、必要であれば単語帳を作ってもいいでしょう。
インプットが完了したら、すぐにアウトプットです。
⑴まずは、問題を解いてみます。
⑵これを繰り返していくことで、自分の苦手なところを克服することができます。
小さな目標をクリアしながらとにかく継続する
もう一つ大事なのは、毎日継続することです。
日にちをあけてしまうと、せっかく覚えたことをまるまる忘れてしまったり、再開が面倒になったりしてしまうかもしれません。
「参考書の5ページ分をやろう」
「過去問を100問やろう」など、1日1日で小さな目標を立てながら行うとよいでしょう。
忙しくて机に向かえない日は、ちょっとしたスキマ時間を利用します。
スマホで学習サイトやアプリを使って学習することもできますよ。
前日に勉強した内容を2~3分でもいいので軽く復習をするというのを癖づけて行っていくのも大変効果的です。
模擬試験で実際の試験を想定した学習をする
試験はCBT方式で行われます。
会場のパソコン上で、マウスやキーボードを使って回答していく方法ですね。
参考書に載っている過去問ももちろん大切ですが、実際の試験を想定した学習も必要不可欠な試験対策です。
ITパスポートを実施している「IPA」(情報処理推進機構)のホームページから、ダウンロードできるので、必ず利用しましょう。
試験前には復習する時間をつくる
どんなに勉強しても、時間がたつにつれて忘れてしまうものです。
- 参考書を最初から最後まで読み返す。
- 自分の苦手分野は念入りに復習する。
などの合格に向けての対策を練りましょう。
受験する日程に合わせて学習を進める
試験は3か月前から申し込み可能です。
学習を開始する前に申し込みを済ませてしまう方が多いですね。
ホームページから試験日の3日前までなら変更手続きが可能になっています。
しかし、それが原因でどんどん試験を先延ばしにしてしまう人もたくさんいます。
試験日に合わせてしっかりと確実に学習を進めましょう。
100時間の場合のスケジュール例
- 参考書を何度も読み返しインプット
- 必要であれば単語帳をつくるなどして用語を暗記
- 問題を解き、間違えたところや自信がなかったところを参考書で再び学習
- 繰り返しおこない、苦手分野を克服
- 参考書を最初から最後まで読み返し、確実に頭に入っているかを確認
- 疑似試験をおこなう
このようにスケジュールを決めます。
そして、それに沿って取り組むように意識しながら進めましょう。
そうすることで効率よく学習することができます。
独学が難しい場合は通信講座、スクールを利用する
- 独学ではどうしても集中力がかけてしまう。
- スケジュール通りに学習を進めることができない
- 自分で調べてもなかなか理解できない
わからない事をその場で質問出来るので、効率よく学ぶことができます。
ITパスポートの出題傾向
それでは、実際の試験での出題傾向は現在どのようになっているのかご説明していきます。
過去問の他に新しい問題も多く出題される
ITパスポートは、開始されたのが平成21年。
割と新しい資格なんですよ
。
そのため、過去問も多くありません。
そればかり出題してしまうと内容が簡単になってしまいますね。
過去問を解いて問題に慣れることや、出題頻度の高い問題を把握することはもちろん大切です。
試験の出題
- テクノロジ系(45問前後)
- ストラテジ系(35問前後)
- マネジメント系(20問前後)の3分野の問題が出題
1000点満点で600点以上、さらに各分野300点以上が合格ラインです。
確実に合格するためには、3分野ともきちんと学習することが大切です。
ITパスポート取得に向けて活用したい参考書
学習を始めるにあたり、まずは参考書選びです。
参考書選びのポイントや、おすすめをご紹介していきます。
参考書は何冊も買う必要はありません。
ポイントをしっかり押さえて自分に合ったものを選びましょう。
参考書選びのポイント
参考書選びのポイントは3つです。
- わかりやすさ
- 問題集がある
- 自分好み
わかりやすさ
どんなに情報量が多く分厚い本でも、理解できなければ意味がありません。
また、イラスト付きや色遣いが豊富なものの方がわかりやすいですよね。
可能なら書店で少し立ち読みをして確認してみることも大切です。
問題集がある
先ほど説明しましたが、大事なのはインプット、そしてアウトプットです。
参考書と問題集を分けて2冊購入するのもよいでしょう。
1冊で済ませたい場合は必ず問題集付きのものを選びましょう。
自分の好み
学習のコツは、毎日続けること
わかりやすい参考書を選ぶことはもちろん大切なことです。
資格取得に向けて活用したい参考書
★『いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集』
- 漢字や英語にはふりがなが付いている。
- 用語の覚え方の解説がある。など‥
初めて知る内容や用語でも吸収しやすい工夫がされています。
出題傾向がわかりやすく掲載されているので、厳選された過去問を解くことができますね。
効率のよい学習ができます。
イラストや図を使った説明文がとても分かりやすいくまとめられています。
問題はよく出るところを順位でピックアップされているので、おさえておきたいところが一目瞭然です。
また、スマホアプリで100問以上の過去問に挑戦できます。
空いた少しの時間を活用した学習ができますね。
予想問題も131問と豊富です。
自宅のパソコンで実際の試験の練習ができるCD-ROMがついています。
さらに、800問の過去問、しかも解説付きです。
独学でも取得することができる
ITパスポートは独学で取得することが可能です。
ここでは独学で学ぶためにどのような方法があるのかをご紹介します。
効果的な学習方法を実践すれば独学でも可能
まずは書店で自分に合った参考書を探し、1冊購入しましょう。
もちろん、参考書1冊だけで合格した人も多くいます。
もっと効率良い学習方法はありますか?
それなら、参考書での学習に加えてスマホやパソコンを活用しましょう!
- ネット検索
- 無料サイト
- アプリ
などを利用するとさらに効率的に勉強できます。
勉強サイトで学習する
「過去問道場」という無料サイトがあります。
パソコンやスマホで簡単に過去問練習ができます。
問題は2000問あり、わかりやすい解説付きです。
分野を指定したり、過去問の開催回を指定したりできます。
動画サイトで学習する
「IT塾 講義動画」というYouTubeの動画がおすすめです。
現在(2020年7月時点)は第104回、動画の本数は計112本まで更新されています。
- 1回5分~10分程度と短い
- 簡潔にまとめられているので大変わかりやすい
- 継続しやすい
とても評判です。
ぜひ活用してみてください。
問題集アプリで学習する
「ITパスポート 全問解説」もおすすめです。
アプリの場合、途中から課金が必要になってしまうものも多い中、こちらは完全無料のアプリです。
安心して進めることができますね。
- 分野別に問題を解く
- 自分のチェックした問題だけを後から解いたりすることもできる
苦手克服のための練習ができます。
まとめ
いかがでしたか?
ITパスポートは、初心者でも勉強法を工夫してしっかりと学習すれば、必ず取得できる資格です。
ぜひ参考にしていただき、試験に挑んでみてください!
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