スクールに通って途中で挫折したらどうしよう…
学んでも転職できなかったらどうしよう…
プログラミングスクールを選ぶとき、ネックになるのが「途中で失敗しないかどうか」ですよね。
スクールに高いお金を払って、途中で投げ出すことは避けたいです。
ですが、プログラミングスクールは慎重に選ばないと失敗や挫折を招きます。
今回は体験談を交えて、「スクール選びで失敗しないために必要なこと」をご紹介します。
目次
プログラミングスクールの失敗しない選び方と選ぶべき言語
プログラミングスクール選びで失敗しないためには、抑えておくべき3つのポイントがあります。
3つのポイントはこれ!
- 教材
- 講師
- 言語
この「3つのポイント」を押さえればプログラミングスクール選びで失敗しません。
それでは3つのポイントを詳しく説明します。
教材が最新の教材を使用しているかどうか
プログラミングスクール選びで失敗しないためには、「最新の教材」を使用しているスクールを選びます。
最新の教材を使用しているプログラミングスクールは、「オンライン教材」を使用しているスクールです。
オンラインの教材を扱うプログラミングスクールは、バージョンアップに合わせて教材内容を変更しています。
オンラインの教材を扱うプログラミングスクールを選べば、最新の情報を学ぶことが可能です。
講師が学生の片手間のアルバイトではなく現役エンジニアかどうか
プログラミングスクール選びで失敗しないためには、現役のエンジニアが講師をしているスクールを選びましょう。
初心者にとって「誰に教わるのか」はとても重要です。
「現場を知っているエンジニア」から教えてもらうことで、次のようなメリットがあります。
- エラー等の問題をすぐに解決
- 教材以外の開発のコツや、現場の事情あるいは仕事に対する姿勢
- 講師を介して就職が有利になるような人脈形成
しかし、学生やスクール卒業生が教えているスクールでは、カリキュラム以外のことを教えることができません。
そのため、エラーが起きてもすぐに解決できないことがあります。
『現場のリアルな体験談』も聴くこともできません
エンジニアとして就職を目指しているなら「現役エンジニアが講師をしているスクール」を選びましょう。
選ぶべきプログラミング言語
プログラミングスクールで学ぶ言語は、特別なこだわりが無ければ、javaを選びましょう。
javaはwebアプリケーションからソーシャルゲームまで、非常に広い範囲で使われている言語です。
javaは2019年の使用言語ランキングでも1位を取得しています
引用:TIOBE
多様な活躍シーンも魅力的ですが、使用者の多さからライブラリも豊富に揃えられています。
Pythonも注目度が高い言語で、理解のしやすさから使用頻度が高くなっています。
無料体験で学習プランやプログラミング適性をしっかりと把握する
スクール選びをする際はスクールの無料体験を活用してください。
無料の体験であっても侮ってはいけません。
「オンラインでのマンツーマンレッスン」を完備してたり、実際と同じサービスを体験できるスクールもあります
また、無料体験のカリキュラムにカウンセリング(個別面談)が入っているスクールを選びましょう。
さらに講師の方は様々な生徒を見てきています。
そこで講師のアドバイスを通じて自身の適性を見極めてください。
そうすることにより
もっといい方法があったのに…!
と、後悔することが無くなります。
無料のプログラミングスクールには注意
プログラミングスクールの中には無料で受けられるスクールがあります。
しかしそういったスクールを検討する場合、知っておくべきポイントが2つあります。
- スクールと提携している会社
- スクールの求める知識レベル
それぞれを詳しく見てみましょう。
無料だからと飛びついて後悔しないようにしてくださいね!
無料のプログラミングスクールは人材派遣会社などと提携している
無料スクールを検討している方は無料スクールと提携している会社について調べましょう。
無料プログラミングスクールは生徒に人材派遣会社を通じて就職してもらうことにより、紹介料を得ることによって運営しているのです。
ここで出てくるのが、SES(システムエンジニアリングサービス)です。
SESはエンジニアの派遣サービスと言われ、客先にエンジニアを派遣して技術力を提供する労働形態になります。
非常に就職しやすい業界と言われていますが、その分、労働環境も劣悪になりやすい側面があります。
就職率をアップさせるためにプログラミング学習の経験があることを前提としているスクールもある
無料スクールを受講する際は必ず募集条件を確認するようにしてください。
無料スクールには「ある程度知識を身に着けていないとついていけないもの」があります。
これは「スクールの収益が生徒を就職させないと発生しない」といった背景があります。
スクールは「一定の知識がある人を対象」にしている場合があります。
初心者からスタートする場合は、必ず募集条件を確認するようにしてください。
スクールはオンラインのスクールで十分学べる
スクールはオンライン完結型のスクールで充分です。
集団学習型のスクールだと教室に通わないといけないので、時間の無い方はまったく手が出せません。
オンラインスクールは自身の空いた時間で学習ができますね
その際に選ぶべきスクールですが、マンツーマンレッスンを行うスクールにしましょう。
講師と通話をしながらのレッスンになるので、集団学習と同じように講義を進められます。
しかも、生徒は自分ひとりだけなので疑問に思ったことはすぐに質問し、答えが返ってきます。
スクールによって対応している時間帯や曜日は違います。
自身の生活スタイルでも受講可能なものを選びましょう。
プログラミングスクールで学習に挫折した失敗例
スクールに通っていても挫折してしまっては時間とお金の無駄です。
そうならないよう、失敗例を挙げます。
プログラミングスクールにて環境構築で挫折
開発経験のない講師のいるスクールは避けましょう。
「開発経験のない講師」のいるスクールを選ぶと、プログラムを書く前の環境構築でつまづきます。
「開発環境」とは、プログラムを書き込んでアプリを開発する場所です。
環境構築のためには言語の開発元や開発環境を調べ、必要なソフトをダウンロードします。
英語のサイトからダウンロード先を探さなければならない時もあります。
開発経験のない講師の場合は「環境構築に必要なソフト」が変わると対応できません
コードを書く前に環境の構築で時間がかかり、ついには挫折します。
オフラインスクール(通学型)の一斉授業はレッスンについていけない
オフラインスクール(通学型)では、自分のペースで学習できないため挫折しやすいです。
通学型のスクールは、教室で一斉授業をします。
「卒業生のレビュー」を見て自分の力量とスクールの難易度を比較して自分にあった環境を選択しましょう。
一斉授業はひとりひとりに合わせた進行速度ではありません。
基礎を学ぶカリキュラムの時は簡単で、スムーズに学習を進められるでしょう。
講義を進める速度は一人一人に合わせていないので、つまずいてもおいて行かれます。
遅れてしまった部分は独学で追いつくしかないです。
ですが、プログラミング学習は一回つまずくと、講義に追いつくのは大変です。
講義に追いつけないと、モチベーションを保つのが難しくなるよね。
そしてついには挫折してしまいます。
プログラミングスクールを選ぶには、オフライン型(通学型)のスクールは避けましょう。
「市販の教材」をつかうプログラミングスクールを選ぶと失敗しやすい
プログラミングスクールを選ぶときは、「市販の教材」を使うスクールは避けます。
プロラミング学習では、最新の教材を使用していないと、バージョンの違いによるエラーが起こります。
「バージョンの違いによるエラー」が起こると
- 学習につまずく
- 講師に聞いても解決できないことが多い
- 時間の無駄になる
といったデメリットがあります
最新の教材を使っていないスクールを選ぶと、無駄なエラーが増えます。
無駄なエラーは挫折につながります。
それでは、バージョンの違いによるエラーによる不具合を紹介します。
学習につまずく
市販の教材で学ぶと、学習につまずきます。
プログラミングはバージョンアップによってプログラミング言語が変わります。
「以前までは使用できていたコードの書き方」が変わり、正常に動かなくなることがあります。
またネットの情報も最新のコードの情報に変わります。
自分が調べたものが、「実は別のバージョンだった」ということはよくあります
市販の教材を使用しているとほしい答えにたどり着けず、学習コストが増えてしまいます。
学習コストが増えると学習につまずき、ついには挫折します。
プログラミングスクール選びで失敗した受講生エンジニアの声
スクールに通って失敗した受講生の声を参考にして、質の悪いスクールを避けましょう。
先輩の失敗談を参考にすれば、同じ過ちを犯さずにすみます。
さらに、失敗談を参考にすれば、正しいスクールを選ぶことができるでしょう。
それでは、スクールに通って失敗した人の、具体な例を見てみましょう。
未経験から難しい言語を学ぼうとしてしまった
質の悪いスクールでは、未経験から自分のレベルに合わない言語を学習させられます。
自分が何をしたいのか、時間をどれだけ投資できるのかを明確にしましょう。
私がプログラミングスクールに通おう!と思った理由は、
という、その程度です。
その程度の動機で、高いお金を払ってしまいました。
スクールで学んだ言語は、聞いたことがあった「java」を勉強しました。
しかし、勉強してみると自分が想像していた以上に難しいことが分かりました。
何をしたいのかわからない状態でいきなり難しい言語を学ぶと、結果は「挫折」しかありません。
なんとなくプログラミングを学びたいのであれば、一番簡単な言語を学びましょう。
選ぶべきスクールは、「何をしたいのかを明確にし、その上で一緒に難易度の高い言語」を一緒に選んでくれるところを選びましょう。
プログラミング言語は
- HTML
- CSS
というwebサイトを作成する言語が比較的簡単です。
学習計画を一緒に立ててくれないスクールでは、自分に適さない言語を選択してしまいます。
プログラミングスクールを卒業した後の目標設定を間違えた
プログラミングを学んだ後に「何をしたいのか、何ができるのか」を一緒に考えてくれるスクールを選びましょう。
「なんとなく」プログラミングを初めて、仮にjavaを学習できたとします。
卒業した後、「実はウェブサービスを作りたかったんだ!」ということがわかると、別の言語を学びなおさなければなりません。
各言語にはそれぞれ得意なことと不得意なことがあります。
例えばゲームを作りたければ「C♯」を勉強しなければなりません。
iosアプリを作成したいと思ったら「swift」を勉強しなければなりません。
スクールで講師と将来設計を立てて学習に取り組まないと、余計な時間を過ごしてしまいます。
学習期限を決めないでだらだらやってしまった
「だらだら」と「いつまでも学習できるスクール」は避けるべきです。
「目標となる学習期間」を決めないと失敗します。
私自身がそうでした。
スクールに通っているからとだらだら学習していると、修了してもプロのエンジニアとしての技術が無いままです。
またプログラミングは壁にぶつかりながら進んでいく作業になります。
だらだら続けていると集中力もなくなり、時間だけが過ぎていきます。
授業期間を延長すると多大なお金を浪費してしまいます
そのような受講生にならないよう、学習期間は明確に決めておくべきです。
習得できるレベルが低すぎてエンジニア転職できなかった
講師のプログラミングのレベルが低いスクールは避けます。
自分が行くスクールの講師のレベルは把握しておきましょう。
講師のレベルが低いと学習してもその先で仕事につながりません。
レベルの低い講師は、あくまで「教材を教える」だけで、実務で使えるようなスキルは授けてくれません
毎日見習のアルバイトが講師を行い、ただただテキストに沿って授業が進んでいきます。
また、高額な受講料を徴収しているにも関わらず、そのほとんどが自分で本を購入しての自習となるスクールもあります。
皆さまもスクールを選ぶ際は充分に情報を確認してください。
【関連記事】スクール選びに失敗しないための、スクールの選び方とオススメのスクールをこちらの記事で紹介しています。
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