プログラミングは何に役立つのか、将来性や関連する仕事などを解説していきます。
プログラミングを学んで、将来役に立つことはあるのかなぁ?
プログラミングを学ぼうとする時、このように「プログラミングを経験するメリット」が分からないという人もいるでしょう。
プログラミングを学ぶと
- 業務効率化
- 問題解決能力
- 論理的思考力
を身に付けることができます。
プログラミングを覚えることによって、
- 物事を順序立てて解決する力
- トラブルがあった際の問題解決能力
が養われます。
また、エクセルでルーティーンワークを一瞬で完了させることもできます。
プログラムと聞くと「理数系」のイメージが先行してきます。
しかし、決して理数系でなければならないということではありません。
そこで本記事では
- プログラミングで身に付く能力
- プログラミングで将来に繋がること
- 就職・転職に繋がるプログラミングの資格
などを詳しく解説していきます。
目次
プログラミングは何に役に立つのか
当然プログラミング技術を使用する職業に役立ちます。
ですが、別業種でもプログラミングの基本的な考え方を身に着けることにより、業務に役立つ力が付きます。
問題解決能力が身につく
プログラミングはトライ&エラーの繰り返しです。
プログラムは「記載した通り」に動くので、もし想像通りの動作をしない場合は必ずどこかに問題が発生しています。
- テストをする
- 想定外の動作が発生する
- プログラムの中からバグを見つけ、修正する。
この繰り返しの中で優先順位を付けながら修正していき、ひとつの大きなプログラムを作り上げていきます。
そのためプログラミング作業以外でトラブルに直面した時に慌てることはなくなります。
問題対応力はどの仕事でも活きてくるね!
論理的思考力が身につく
プログラムは直感では動作しません。
その全てが理論として成り立っており、ひとつひとつの動作は細かい命令の積み重ねによって組み立てられています。
例えば、『目の前にあるボールペンでメモを取る』という動作を命令するときは下記の動作が必要になります。
- ボールペンを見て場所を確認する
- 腕を伸ばし手に取る
- 紙を左手で抑え持っているボールペンで字を書く
更にこの大きな枠組みの中には、『視線を動かすにはどこの筋肉を使う』『腕を伸ばすために肘を真っすぐにする』といった細かい動作の命令が必要になります。
それは感情的な視点で物事を考えるより、間違いなく力になるでしょう。
将来どう役立つのか
プログラミングを学ぶことで養われた
- 問題解決能力
- 論理的思考力
このふたつは新社会人としての就職後に役立ちます。
プログラミングを学ぶと何の業務に役に立つのか
プログラミングを学ぶと、例えば管理業務に役立ちます。
管理職の業務は自分の業務に加え
- 部下の業務の管理監督
- 部下が何かミスをした時にはフォローする。
- ミスをしないような管理体制を作る
といったものがあります。
この業務は一般社員とは違った考え方で業務に取り組む必要があるので、誰しも慣れるまでに時間がかかります。
経験者は多くの問題が発生した時に「どのように解決していけばいいか」既に知っているのです。
そして論理的思考力によって感情的になることなく、冷静に対処していけます
将来、もっと責任のある役職に就くための、良いアピールになるでしょう。
上司からの指示に従うだけで仕事を進めていくうちに管理職になってしまうと、この様にはいきません。
- 問題が発生するとそれだけに注視し他が疎かになる。
- 自分の仕事だけに集中してしまい、部下の仕事まで気が回らない。
この様な方は管理職を全うできない人材と判断されてしまいます。
「問題解決能力」と「論理的思考力」を身に着けて信頼される社員になっていきましょう
業務効率化に役に立つ
主にExcelの表計算で関数を使う時に役立ちます。
「関数」もプログラミングと考え方は同じです。
プログラミングで得た経験がそのままExcelにも活かせるということですよ
デスクワークをするにあたり、「Excel」の習得を必須としている企業は多いです。
しかし、中々社員教育が追い付いてないのが現状です。
また、プログラミングでパソコンに慣れることによって、パソコンの操作そのものがなくなります。
頻繁に使うショートカットキーなどをついでに覚えてしまいましょう。
社会に役に立つ
以前はネットサーフィンをするにはパソコンが必須でした。
しかし時代の変化に伴い、スマートフォンがあれば「パソコンは不要」という方が増えました。
社会のニーズと噛み合っていない方が増えてきています。
こういった背景からプログラミング経験者は、どこの企業に行ってもスキルが色褪せることはありません
そしてスキルを継承していくことにより、広く企業及び社会の発展に役立つのです。
近年注目されているプログラミング
「データ処理」や「画像処理」の様に以前からあるものは簡略化され、時代と共に動作が快適になりました。
ここからは日々進歩しているプログラミングの中でも、注目度が上がっているプログラミングを紹介します。
AIのプログラミング
AIとは人工知能のこと。
AIの主たる意味としては『知識があり、学習する機械』という意味です
AIも「強いAI」と「弱いAI」という形でランクがあります。
強くなるほど「人間に近い思考や立ち振る舞い」を行います。
「弱いAI」は「スパムメールの自動判別」や「統計処理」などの簡単な文字列の判別や数字の計算に用いられます。
AIを開発する際におすすめのプログラミング言語
もし、皆さんがAIについて学びたいと考えていたら『Python』という言語を用いて学習することをお勧めします。
『Python』は「強いAI」を作成するには至らない言語ですが、2019年4月現在注目度が上がっている言語です。
とても汎用性の高いプログラミング言語で、
- AI開発
- Web開発
- アプリケーション開発
など広い分野でニーズの高い言語になります。
『Python』はとても需要があるだけに情報量も多いのです
インターネット上には初心者向けのPythonを用いた、AI作成を教えてくれるサイトが数多く存在します。
プログラミング初心者でも、AIに触れていくことによって社会的に需要の高い技術者になることが出来ます。
ドローンのプログラミング
無人航空機のドローンもプログラミングで操縦が可能です。
プログラミングでドローンを制御することにより、最終的には自動操縦も可能になります。
プログラミング初心者向けの教材ドローンも何種類か発売されており、非常に間口が広いコンテンツになっております。
ここからプログラミング初心者がドローン開発やプログラミング開発する際にオススメの方法を紹介していきます。
入門用ドローン『Tello』を『Scratch』で開発
引用元:Tello
引用元:Scratch
プログラミング初心者におすすめのドローンは『Tello』です。
Scratchは子供向けのプログラミング環境です。
- ソフトウェアをPCにインストールして作業するエディター
- インターネットのプラウザ上
など、どちらの環境でも作業に取り組むことが出来ます。
「Scratch」は大人でもプログラミング学習の入り口にするには充分な教材です。
転職・就職に役立つプログラミングの資格
情報技術者としての基本的な資格と言語毎に役立つ資格があるので、分野別にご紹介いたします。
基本の資格
基本情報技術者試験 | 午前試験・午後試験に分かれており、両方60%以上正答で合格 |
参考サイト | |
応用情報技術者試験 | 午前試験・午後試験に分かれており、両方60%以上正答で合格 |
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基本情報技術者試験とは、経済産業大臣が行う技術者としての国家資格を取得するための試験です。
受講者は毎年14万人近くおり、プログラミングに精通する人にとってもメジャーな資格です。
「技術者としての能力の評価」を国が認定してくれる資格ですので「就職」や「転職」などにも強いアピールポイントになります。
プログラミングの資格
Java SE 8 認定資格 | 全60問/60%以上正答で合格 |
C言語プログラミング能力認定試験 | 筆記及び実技/60%以上正答で合格 |
Python 3 エンジニア認定基礎試験 | 全70問/70%以上正答で合格 |
上記にあげたのは 「java」「C言語」「Python」 など各言語ごとに一定の能力や知識があることを認めてくれる資格です。
これ以外の言語でもこのように資格が存在します。
こちらも「就職」や「転職」に強いアピールポイントとなります。
その他
プログラムを書くためには、ある程度の英語の読み書きは必要になります。
またプログラミングを学習する際に英語のサイトで調べられるとリサーチの幅も大きく広がります。
そしてより需要の高い技術者となるよう日進月歩していきましょう。
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